以前働いていた高齢者介護事業所がいい加減過ぎる件が頭から消えない。
その事業所での仕事内容は求人誌では、「夜間訪問介護」となっていた。
しかしながら、面接で突然「小規模多機能の〈補助〉(入浴後のドライヤーかけなど)もやってもらいたい」と所長から提示された。
私は当然非常に困惑させられた。
しかしながら、百歩譲って受け入れる事にして働く事にした。
(〈補助〉という言い方が曖昧で、そして口約束で必ずトラブルになると感じていた。)
実際、働いてみたら、ガッツリ直接介助(三大介助)を任されたり、リーダー役も任されたり、やっぱり話が違うとなった。
また、その所長自体、その人間性もある、〈補助〉という言葉を使い上手く誤魔化せるかのようだった。
そして、とても感情的な人だった。
出勤初日、事業所の玄関を開けて声をかけても誰も出てこなかったからインターホンを鳴らしたら、所長が出てきて、「利用者が起きてしまうだろ!」といきなり罵声を浴びせたからだ。
その時点で一発アウトだったのだ。
その他、仕事のモチベーションを下げるような言動や振る舞い、スタッフの言葉遣いも粗雑(まだ20代前半くらいのスタッフが目上に対して攻撃的な言動)最悪な介護現場の思い出だった。
そして、最終的に当然退職した約一ヶ月だった。
補助の仕事の件はハッキリと所長に告げるべきだったのが悔やまれた一件だった。
地元ではかなり有名な介護関連の企業で事業所や施設は市内外で運営、非常にやりがいのあるだけに本当に残念で落胆しやるせなかった。