幼少期から親から筋トレを仕込まれました。根暗で馬鹿だったので、親からは一家の恥扱いでした。特に干渉が激しくなったのが、高校時代からでした。ひたすら筋トレを仕込まれ、罵倒されました。 大学もスポーツ系でした。国際関係学部を志望していたのですが、スポーツ系に進学しなければ一家心中すると恫喝されました。 大学では孤立していました。各運動部ごとにグループが纏まっていたので、入る余地がありませんでした。必死で筋トレに励みましたが、プロテイン禁止など、今度は筋トレに干渉してきました。 プロテインはただのたんぱく質だと何度も説明しても、「飲む行為自体が気に食わない」と発狂されました。 卒業後、今度は身内からスポーツ系大学に進学し、卒業したことを道楽者扱いされ、非難されるようになりました。 両親にこのことを伝えても、他人事でした。 終いには、「スポーツって名前の響きが良いから行かせただけ、ただその時そう思っただけ」と開き直るようになり、完全に梯子を外された気分でした。 さらに、「筋トレは、中高生時代にスポーツ万能だったと詐称するためにやるんだ」とひたすら過去の詐称を求められました。 次第に筋トレを実施するにつれて、抑鬱感を感じるようになりました。 そのままこの世から消えたいと思うようにもなりました。