お話の詳細
仕事関係
コーヒー豆_レベル._アイコン.ちくそんそん
17日前
月1必ず仕事を休んでしまう
1年ぐらい前に対人関係に悩みの末休職して 約3ヶ月ぐらいの休職を終えて 復職しました。 心療内科に通いつつも 他の職員とは少し違う勤務形態で 働いていますが 月1必ずといってもいいぐらい 頭痛や心のしんどさと発熱で休みます。 職場に連絡してもまたかといわんばかりの 言い方にまた落ち込み、不安定からか 過食が進み、吐き気で吐くことが多いです。 不安定になると 睡眠不足に陥り 周りと比較して落ち込み 仕事が出来ないことに落ち込み もっと頑張らんと!と思って落ち込み 仕事辞めたいって思いが強くなるけど どうにも出来ないし 人から愛されたい、自分の存在を認めて欲しい 受け入れてほしい、助けて欲しいという思いが強くなったり。 自分でどうにも出来ないことに苛立ち。 負のループです。 いったいどうしたら楽になれるでしょうか?
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専門家プロフィール
山路 和英 さんの専門コメント
16日前
心の負担を軽くするための第一歩を踏み出しましょう
#心の健康 #対人関係 #情緒不安定 #承認欲求 #過食
ちくそんそんさん、こんにちは。公認心理師の山路です。ご相談内容を拝見し、少しでもお力になれればと思い、コメントさせていただきます。
[今回の悩み]
相談者様は、1年前に対人関係の悩みから休職し、復職後も頻繁に体調不良を経験しています。仕事での自分と周囲との違いがストレスとなり、心の不安定さや過食、睡眠不足に悩まされているとのこと。さらに、周囲からの期待や評価に対して強い承認欲求を感じておられるようですね。
[悩みの原因・分析]
ちくそんそん様の悩みの背景には、以下のような要因が考えられます。 仕事のストレスに対する反応:ストレス反応には抑うつや不安といった認知的な反応のほか、頭痛や不眠、過食といった身体愁訴といった形で現れることがあります。特に身体愁訴として現れる場合はストレスの原因を言語化したり、認知的な対処ができていないといった原因が考えられます。 自己期待と周囲の反応: 自分に対する期待が高すぎると、仕事の達成感や満足感が不足しがちです。これが周囲の反応に対する過敏な反応を生むことがあります。周囲の反応や期待に敏感になると、自己評価が低くなりやすく、自己批判が強まるという負のループに陥りがちです。 対人関係のストレス: 復職後、他の職員とは異なる勤務形態で働かれ、社会的孤立感や不安感を増大させています。これが対人関係のストレスとなり、仕事に対する自信や安心感を損なわせる原因となっていると考えられます。対人関係の悩みは、職場での孤立感や疎外感を増すことがあり、それが情緒不安定を引き起こす要因となっています。 体調不良と心の健康: 頭痛や発熱、過食などの身体症状が、情緒の不安定さを増しており、これが自己評価や承認欲求に影響を与えている可能性があります。ストレス反応には身体愁訴も含まれることに注意が必要です。
[やってみましょう!]
ストレスの原因を特定しましょう:業務量が問題なのか、心身の反応が問題なのかまずは原因を特定しましょう。そのどちらも、というケースも多いですが、まずはストレスチェックを受けることでご自身がストレスに対してどのような反応をしがちなのか理解することができます。ストレスチェックは企業内で1年に1回実施されるほか、厚労省のホームページ「こころの耳」などでセルフチェックが可能です。 自己受容を進める: 自分の感情やニーズを無視せず、まずは自分を受け入れることが大切です。自己評価を見直し、ポジティブな自己対話を試みましょう。自身を一番の親友とみなしたとき、どんな言葉をかけるでしょうか。「セルフコンパッション」という自己受容の実践がありますが、まずは意識的に自身をいたわる言葉を自分にかけてあげる練習が必要です。 小さなステップから始める: 無理に全てを解決しようとせず、少しずつできることから始めると良いでしょう。たとえば、毎日のリラックスする時間を確保する、簡単なエクササイズをするなどが考えられます。愚直にストレスコーピングを実施するというのが日々の仕事のストレスを減少させます。 プロフェッショナルの支援を受ける: 心療内科での相談に加えて、心理カウンセリングを受けることで、感情の整理や対処法の具体化が進むかもしれません。復職して半年間は専門家のサポートを受けることをおすすめします。
お話をお伺いして、ちくそんそん様の辛さと向き合うためには、まずは専門的な支援が非常に有効と感じました。カウンセリングを通じて、あなたの心の負担を軽くし、自分自身をより理解する手助けができるでしょう。復職後のスタートに失敗してしまうと、より職場復帰に対する自信を無くしてしまったり、失敗を恐れて退職を繰り返してしまったりというパターンに陥ってしまいがちです。復職して半年間は専門家のサポートを受けることを推奨いたします。半年間の就労後は失業保険の受給が可能になり、仕事の相性が悪かったという場合にも転職などの選択肢をとることが可能になります。また、選択肢が増えた、失敗しても大丈夫という安心感を持てるようになることが今の仕事に向き合う心の余裕を作ってくれることもあります。まず、最初の大変な時期を乗り切ろうという心構えで臨んでみましょう。仕事のストレス反応に対処するには日々のストレスコーピングが重要です。思い切って休む時間をとってみましょう。そして、心のケアは一人で行うのは難しいこともありますので、ぜひプロフェッショナルのサポートを受けて、少しずつでも楽になれる道を見つけてください。あなたのサポートができることを心から願っています。