３０歳を過ぎて、何も興味が湧かなくなりました。小さい頃、恐竜が大好きでした。博物館によく通いました。 ただ、運動音痴で根暗だった僕は家の恥でした。母は僕を産んだことを後悔したそうです。父は、筋トレを僕に徹底的に叩き込みました。罵倒されて、時には鞭で叩かれながらでした。 母がノイローゼ状態になり、父から長男である僕が駄目人間だからだと責められました。 両親からは、「今まで散々恥をかかされた。立派になって借りを返せ！！」と言われました。 大学はスポーツ系でした。高校の進路担当に無理矢理話をつけて推薦となりました。 本当は国際関係の学部に行きたかったのですが、ここに進学しなければ○すと恫喝されました。 いざ、入学すると両親はスポーツに興味を示しませんでした。筋トレをやってもらう為に行かせたのであって、スポーツをやらせる為に行かせたわけじゃないと主張し、周囲に負けまいとスポーツにのめり込む僕を白眼視しました。 果ては、「詐欺師になってもらう為だ！！スポーツ万能だったと経歴を詐称してもらう為だ！！それくらい口上手になれ！！」と過去の詐称を求められ続けました。 大学卒業直前、幻聴が聞こえる症状が出て、キツかったです。慢性的な鬱を抱えたまま社会人になり、何とか仕事はやってこれました。 ですが、気付けば色々な興味が薄れていました。 ３０歳を過ぎて、もう何もする気が起きません。