長男として生まれました。馬鹿で運動音痴だった僕は家の恥でした。事ある度に人格否定されました。特に人格否定を感じるようになったのは高校時代からでした。親の干渉が苛烈になり、少しでも気に入らなければ癇癪を起こされました。家庭の雰囲気が暗いことも長男のせいと押し付けられました。 大学は体育系でした。本当は他の学部を志望していたのですが、体育系に進学しなければ一家心中すると恫喝されました。 僕が生まれたことで、多大な恥をかけられたと責められ続けました。 大学時代、鬱状態になりました。何をしても楽しく感じなくなりました。 卒業後、一念発起してスポーツを趣味にしようとしましたが、何もやっても白けました。 三交代勤務の激務やコロナ禍が重なり、虚無になりました。 そして３０歳を過ぎて、いよいよ楽しく感じなくなりました。学生時代はまだ何か光が見えていたのですが、もう目が覚めるのもキツいです。 後悔しない生き方って長く生きないことだと思うようになりました。生きてる分、後悔が増えますから。