仲良しな4人グループでトラブった。
半分は繊細ですぐ大人や先生に泣きつくような子。
案の定先生に全部話したって。
あたしが事の発端。
グループのうちの一人、情緒と精神が不安定な依存気質の子に、一年以上死にたい死にたい言われて、リスカした血で描かれた絵を送り付けられて、それが疲れたからグルラを抜けた。
もちろん本人に腹割って、理由も言って抜けたから、(絵のことは流石に言えなかったけど)あたしにはその後何も起きなかった。
問題なのはその後。
繊細じゃない、言うなれば気の強い子がグルラを抜けた。
理由は、グルラの名前が、あたしの事を小馬鹿にしたようなモノに変更されてたってとこで。
正直そういう行動があったことに傷ついたし、抜けたことに対しては、誰かの正義感は誰かの悪だしまあいいかって思った。
でもそこじゃ終わらなかった。
グルラに残された繊細な2人は学校を休んだ。
とある先生は、普段から病みやすい子のその欠席に勘づいて、同クラのグルラのうちの一人(気の強い子)に話を聞いた。
全員の名前が出た。
休んだ子にも確認したらしく、複数の先生にその話が回った。
もしかしたら話を聞かれるかもしれないと気の強い子に言われ、身構えた。
必死に目線を逸らして、いつ来るのか、どう避けようかなんて四六時中考えていた。
結局は聞かれなかったけれど。
でも、学年全体にもうこの話が広まりかけていて。4人だけ無防備に晒されて。
あたし以外の子が皆大人に話を聞いてもらっているのを見て。
ちょっとだけ、ほんとちょっとだけ。
話、聞いて欲しかったなあって、
変な汗かいて、教室で泣きそうになった。
本当のことを言ってしまえば、
他人の死にたいにどう答えるかとか、
倫理なんてぶっ壊れた行為を止める言葉とか、
あたし何も知らなかったので。
大人にも、先生にも、家族にさえも、
ナイーブな暗い相談はした事ないし。
てかどうせこんな感情そうそう伝わらないし。
ただ疲れたなあって
死にたいのはこっちだよって
いっその事、死んでやろうかって
本当に最後の手段でしかないけれど