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自分の性格
コーヒー豆_レベル._アイコン.もふたろ
21日前
言い出せない
37歳実家暮らし、一人暮らしの経験無し 自分で言うのもあれですが、親が30過ぎに産まれているので箱入りです 現在お付き合いしている人がいて、将来は彼と一緒にいたいと思いますがお付き合いしている人がいることを言い出せません 昔から特に母なのですが、出掛ける予定などを入れると嫌な顔をします 常に家にいてほしいんでしょうね そんな親に歯向かうこともできず友達との予定を取りやめたこともあります そんな中で彼氏がいること、将来的に彼と一緒になりたいなんて言い出すのが怖いです
コンプレックストラウマ
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専門家プロフィール
おかざわけんじ さんの専門コメント
13日前
「お母さんに、徐々に子離れさせてあげませんか」
#過干渉  #依存 #子離れ #親離れ #自立 #家族関係
もふたろさん、こんにちは。投稿ありがとうございます。 産業カウンセラー、アンガーマネジメントコンサルタントのおかざわけんじです。 自分が大人になった時の親御さんとの関係、とても難しいですよね。 詳しい状況は分かりませんので的外れになる部分もあるかもしれませんが、もふたろさんのお悩みについて、一緒に考えさせてください。
[今回の悩み]
 もふたろさんのお悩みは、親御さん、特に母親との関係ですね。30歳を過ぎてからの出生のため、箱入りの様に大切に育てられた。そんなお母さんに対して、自分の想いを伝えることもなかなかできず、友達との約束も断ってしまうほど気を遣われてきた。  そして、将来を共にしたいとお考えの彼もいらっしゃるのに、一緒になりたいどころか、お付き合いしていることさえ言い出せないという状況なのですね。
[悩みの原因・分析]
 推測になりますので間違っていたらごめんなさい。「30歳過ぎの出産で箱入り」ということからすると、もふたろさんはご兄弟のいらっしゃらない一人娘さんということでしょうか?  もふたろさんが37歳でいらっしゃって、お母さんが30過ぎでのご出産であれば、今はお母さんも70歳前後ということになりますね。 ご両親相互の関係性については触れられてらっしゃらないので分かりませんが、「お母さんは‘私’に常に家にいて欲しい」と思っているのではないかとお感じなのですね。  そこから感じるのは、お母さんご自身の漠然とした不安感はありませんか? 70歳ともなれば、誰しも若い頃の様には体が動かなくなります。忘れ物も多くなるし、耳も遠くなる。もし専業主婦であれば、段々と世間との関りも少なくなってきます。  お父さんがいらしてご両親仲良くされているのであれば、そんな年齢からくる淋しさは少し緩和されるかもしれませんが、残念ながら昭和の日本男性は照れくささも手伝って、あまり奥さまと積極的に会話をされない方も少なくありません。  もしそんな状況であるとすれば、「お互いに大人になった母娘は友達の様な関係にもなる」というように、心細く感じ始めたお母さんが、もふたろさんに話し相手としても近くにいて欲しいと考えたとしても不思議ではありませんね。  もふたろさんの「嫌な顔をする」「親に歯向かえず予定取りやめ」「言い出すのが怖い」という書き様からすると、お母さんの反応が少し感情的な感じにも読み取れますが、いずれにしても、もふたろさんは、その想いを「常に家にいてほしい」という気持ちなのだろうと受け取ってらっしゃるのですね。  そしてもう一つ。「37歳実家暮らし、一人暮らしの経験無し」「箱入り」ということからすると、実はもふたろさんご自身も実家暮らしで母親に身の回りの世話をされることを甘んじて受け入れてらしたのでしようか。
[やってみましょう!]
 もふたろさんご自身が、ご自身のライフイベント(例えば結婚、出産、持ち家等)をどの様にお考えなのかにもよりますが、彼との将来を思い描くことがあるのならば、早めに親御さんにもお話をしたいですよね。  お母さんの子離れをできるだけ事を荒立てずに進めるためにも、次の二つのご提案は如何でしょうか? 一つ目  今でもされているのかもしれませんが、改めてお母さんに、「料理を教えて欲しい」と話してみては如何でしょう。 普通なら、「どうしたの?」と聞いて来られると思うので、「私もいずれは独り立ちしなきゃだし、37歳にもなって、身の回りのことをやって貰っているのも恥ずかしいから」と、遠回しにいずれは実家を出ることを匂わせる。 二つ目  これも親御さんがお孫さんのことをどう思うかにもよりますが、一般的に「孫は目に入れても痛くないほど可愛い」と言うように、息子や娘に出来なかった「ただ甘やかす」ということに大きな生き甲斐を感じる年輩の方は少なくありません。  そこで、赤ん坊の出ているCMなどを見ながら、「お母さん、孫って欲しい?」と投げ掛けてみるのは如何でしょうか?孫の存在を意識させて、そこから結婚、出産に繋げるという流れです。  もしかしたら書かれていないご事情(例えば心配になる持病)があるのかもしれませんが、37歳というもふたろさんのご年齢からすれば、一般論で言えばお母さんの対応はやや過干渉かなとも思えますので、お母さんのご心配な気持ちを過度に刺激しない様に、上手く関係性を改善できればと思います。
 ご家族、特に親子の関係性については、身近な存在であるだけに改善がむずかしいこともあります。特に、ある程度の年齢になってから授かったお子様である場合には、親御さんの愛情の深さやご心配からも、つい過干渉になってしまうケースが少なくありません。  親御さんの愛情が前提にある場合には、それを色々な形で世話をしてくれることが有難くも、時には鬱陶しく感じることもあるかもしれません。  この関係性を改善していくには、もふたろさんも心の痛みを伴うかもしれませんし、ある程度の時間を掛けながら取り組むことが感情を大きく波立たせないコツだと思います。  この作業をお一人で続けるのは苦しいかもしらません。行き詰った時、苦しさを打ち明けたい時などはカウンセリングも有用ですので、サポートの一つとしてお考え下さい。  もふたろさんの大切な将来への対応が、皆さんの笑顔と一緒に進められることを願っております。