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自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.さかなや
1ヶ月前
また歯ぎしりするようになっちゃった
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専門家プロフィール
田崎 美弥子 さんの専門コメント
1ヶ月前
歯ぎしりの対策
#歯ぎしり #ストレス #「べき思考」
さかなやさん、初めまして。田崎美弥子と申します。
[今回の悩み]
また、歯ぎしりするようになった、ということですから、以前に歯ぎしりをしていたけれど、少しおさまっていたのが、朝起きた時に歯やにひびや欠けがあったり、顎が異様に疲れていたり、家族に指摘されたことで再度気になられているという状態でしょうか。
[悩みの原因・分析]
歯ぎしりは、ほおっておくと歯がすり減ったり、歯周病の原因になったり、慢性的な肩こりを引き起こしかねません。原因には1.顎の骨格、2.睡眠時無呼吸症、3.運動などで歯の食いしばりなどの習慣 4.昼間に我慢が強いられているような人間関係や、勉強や仕事で悔しい思いをしているストレスなどが考えられます。
[やってみましょう!]
1から3については、マウスピースやかみ合わせ調整、起きているときの食いしばりをやめるなどの指導ができる歯科医への受診が必要です。夜に歯ぎしりをするようなストレスをお持ちの方は、不満があってもすぐに口にせずに協調が高くて、責任感が強く、我慢強い方が多いように思います。対策としてお勧めできることは、 まず、1.日常生活でのストレスをリスト化する。2.そのリストの中で、一番大きなストレスになる原因を考える。3.原因別に対策をとる。3の原因のうち、最初に、自分の他者への感じ方に、ご自身の中に恋人、友人、同僚、家族はこうあるべきという「べき思考」や、ほかの認知の歪みあるかどうかを検証してください。他者に対する期待値が高いとどうしても不満を持ちやすくなります。そうではなくて、他者そのものに問題がある場合で、自分がどうしようもできない場合は、ご自身の対応を変えることが必要になります。基本的に、未来と自分は変えられる、過去と他人は変えられない、というのが鉄則だと私は思います。
歯ぎしりは大したことがないように思いますが、放置するとよいことにはなりません。 原因をしっかり把握し、ストレスが原因であれば、その対応についてカウンセリングをお受けになることで、対人関係の在り方そのものを変えられ、日々の幸福感が高まると思います。