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自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.あかさかは
2ヶ月前
私は何なのか、もうわからない。生きる希望がやってきて私をまた日の下に誘い出す。 影はゆらゆらゆれている。夏の暑い日差しの中で。どこからも釘が打ち込まれる私はどこへでもいけないのか、空想もできないのか、人も愛しすぎたくはない。はやくひとりでどこかへ行きたい。物語を紡ぎたい。幸せを広げられる小さな物語。静かに過ごしたい。穏やかに笑い、眠り、人を愛しながら死をまちたい。にこやかに、ただ素直に心地よく。清らかなかぜ、雨、ジャングルジムから眺めた風景。私は聖だったあの頃に、なんでも許しなんでも許された頃にもどりたいだけなのだろうか?
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