お話の詳細
自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.ばらばら
3ヶ月前
相手と理解し合えないという前提で物事を見て話すというのは、コミュニケーションを取る上で丁寧な手法だと思う。期待しすぎることなく、相手に沿って話せる。また、理解できたかもと思えることがあるのはとても奇跡的なことなのかもしれないと思う。 一方、この場合、寂しさというのはどんなふうに埋められるのかわからない。自分の意志が誰にも反響しないこと、面白いことを分かち合えないことを、奇跡的な一瞬以外の膨大な時間の中で受け止める行為。雨粒を一つだけ取り出すような奇跡を祈るような作業でもある気がしていて、大概ロマンチストな手法ではあるよなぁと思う。願っているには違いないのに、願わないように気をつけて、話す。 簡単に十二分に寂しさを埋める方法があったなら、よかったのに。
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