母親に申し訳ない
私は母子家庭で育ちました。母は裕福では無い家庭でしたが、三人兄弟の長女で、周りに流されずに幼い頃から勉強を頑張って県内でもトップ高校に進学しました。しかし大学は母が思っていた所には行けなかったようで、コンプレックスがあるみたいでした。私は母の期待を背負っていたため、凄く圧はありました。母と同じ高校に進学出来たものの、高校ではとても落ちこぼれました。高校時代は母の期待がほんとうに嫌で、でも期待されていないと思うのも嫌で、そして周りの子たちと比べて自分の弱さにいやになり、何回も何回も病みました。私も大学受験は上手くいかず、思うところには行けませんでした。大学生になった今、母がどれほど私のために努力してくれていたかを考えるようになり、本当に申し訳なくて、自分が嫌になります。母は女手一つで私をここまで育てて、仕事では高校の教頭試験に合格し、今年からは教育委員会で働いています。しかも養育費も払っていない父親にも3歳からずっと年に十数回会わせてくれて、本当にこれ以上ない素晴らしい母です。私はそんな母の子とは思えないほどダメな人間で、今からでも大学や就職で良い成果を出して、母に喜んで欲しいです。仲良い友達には重い話は出来ないのでだれかに言いたいです。