心配症で現実には起こっていないことを想像して、結婚も考えている優しい彼氏さんが浮気しないかと不安になっているのですね。

心配性は、いろんなケースを想像でき、先々まで予想することができ、リスク管理ができるというプラスの面もありますが、起きてもいないことに思いを巡らせた結果、不安から現実的な判断が鈍ってしまうという問題もあります。 あやぴこなさんの場合、不安はどこからくるのでしょうか…？ 恋愛で不安になる主な理由を考えてみました。 ・過去に辛い恋愛や、大切な誰かを失うような経験をしたことがある ・自分に自信が持てず「自分なんて付き合ってもらう価値がない」と心の奥で思っている ・「この人しかいない」と彼氏さんに強いこだわりを持っている ・とにかく些細な出来事からいろんな場面を想像してしまう 何か心当たりはあったでしょうか？

まずは、今現在ご自身が抱えている不安な気持ちを否定せず、「不安だよね…」と受け止めてあげてください。 そして、胸に手を当て不安がどこからくるのかゆっくり探してみましょう。 それに対してできることを考えてみましょう。 例えば、過去に誰かを失うような経験が思い当たるようであれば、今回の彼氏さんを失うことへの恐怖も理解できるかと思います。 もし、そうした経験があるのであれば、過去の出来事で傷ついた自分をしっかり自分で慰め癒しましょう。 その時の辛かったという湧き上がる思いを否定せずに、「あぁ、こんなに私は傷ついていたのね」と受け止めてあげてください。 涙が出るなら止めずに流すほうがいいですよ。涙には気持ちを癒す効果があります。 また、紙に書きだすと、ご自身の思いや感情が視覚化され、整理しやすくなりますよ。 次に、「自分なんかとずっと一緒にいてくれるはずはない」そんな思いを心のどかかで感じたら、彼氏さんとは関係なく、あやぴこなさんご自身が自分を好きでいられるような過ごし方を意識してみてください。 「自分の好きなものって？」、「自分は何がしたい？」と自分の気持ちにアンテナを張って、自分で自分を満たすという感じです。 また、「今の人以外いない」と強いこだわりを持っている時、それが幸せに作用すればいいのですが、執着や束縛が過度になると、お互いが苦しくなります。 お互いを尊重し、過度な不安はいらないと思うなら、未来への不安ではなく、今現在を大切にし「一緒にいてくれてありがとう」というあたたかな気持ちを意識してください。 彼氏さんを思い浮かべ「一緒にいてくれてありがとう」と心の中がほっとして温かくなるまで（心の中でもいいので）繰り返してみてください。 一緒にいる時もその気持ちを忘れずに彼氏さんと接してみてくださいね。 最後に、とにかく些細な出来事からいろんな想像をして不安になってしまうのであれば、その想像がどれだけ現実的なのか、認知行動療法の考えを取り入れてみてください。 簡単にお伝えすると、不安に思ったことを書きだし、他の考え方、見方はないか考え、徐々に視野を広げていくという感じです。

まずは不安をご自身で受け止め、過去や未来ではなく、彼氏さんと恋人でいられる「今」この時を大切に過ごしてみてくださいね。 お伝えした内容は、お話から一般的に考えらえることを書いていますので、ずれているところもあるかもしれませんが、少しでもお役に立てたら幸いです。 もし、過去の傷つきがあり、それが大きく辛い場合や、認知行動療法を試したいけど難しい時などは、カウンセラーにも頼ってくださいね。 あやぴこなさんが穏やかに過ごせる時間が増えること、そして、彼氏さんとこれからも幸せな時間を過ごせること、心から願っています。