最近知り合った年上の女性が、学歴は確かに優秀な人なのに、気遣いや礼儀作法が言動に一切無く、コミュニケーションの場では、考えが至らない事が多かったり、軽率な発言や言葉遣いで、 きっと学歴も自慢をしている訳では無いんだろうけど、過去の栄光を振りかざしているように見えてしまった。 努力や勉強が好きと言っていて、実際その分は身に付いていると思ったが、他人の話を遮ってこぼすのは、蔑みや批判、マウントばかりだった。 勉強だけしてたんですね、と思わず言いそうになった。 脳を使って多くを学ぶ人とは、とても思えなかった。 性格がキツい点もあったけれど、考え方が異常に固くて、正しさ・正解・正義を並べている感じだった。 黙って聞いていたが、正解を語るための表現では無いだろうと思う言い回しだったし、頭脳派なのに、どうして私でも分かることが分からないのだろう？と少し呆れた。 すごく息苦しい時間を過ごしたような気がする。 学問から人生に生かせる学びを得る力やその学びを、私は教養と定義して使っているのだけれど、彼女に見下された私は、学力は劣るが、教養のある人間の振る舞いが出来ていたと思うし、十分立派だと思う。 最近、有名になる人は優れた力を持つ人が多い一方で、私がXでフォローし、投稿をきちんと追い掛けている人は、有名では無いが教養に富み、発想や投稿文がとても魅力的な人達だ。 彼らの生活は、とても素朴で無難で、平坦で少しつまらない。だから、彼らも日々新しいものをリポストしている。そんな私は彼らに似た人を未だに探し、見付けてはフォローしている。 彼らの言葉や文章の方が、バズりツイートより、ずっと読み応えがある。 面白おかしくない人の方が、ずっと面白い。 つまらなくていい。笑えなくていい。淡白でいい。 きっと、私が好きな日本人はつまらないし、笑えないし、酷く淡白な人達だ。 増えろとは言わない。 どうか、明日も生きて、そこに居てください。