ある日突然、死ぬのが怖くなった。朝、テレビのニュースを見てるときだった。それまで死ぬこととかほとんど考えたことなくて、あっても「死にたい」方で。死ぬことが怖くて怖くて、そのことしか考えられなくなった。学校の授業もあまり聴けなくて、寝るのも少し怖くて、でも睡眠不足で居眠りしてしまう。
どうして急に。って思ったけど、気付けば最近はいろんな感情が急に来てる気がする。初めて人を心から憎んだし、初めて人を心から好きになった。いままで、悲しいとか、羨ましいとか、そんな憎悪より前の感情だった。別れることを考えると泣きそうなほど好きな人はあまりいた記憶がない。人生をちょっと俯瞰して見すぎていたのかもしれない。
死ぬのが怖くなったのも、自分の人生を普通に生きるようになるフェイズのひとつなのかな。今まで考えたことがなかったから、落差で余計怖いのかも。
でも、死ぬことばかり考えていたら、今を生きられない。明日死ぬかもしれないけど、今の私には明日が見えているから、今を頑張って生きようと思う。