完璧主義です。「適当」ができません。そんな自分が嫌です。

周りから「適当でいいよ」とよく言われるほど私は完璧主義です。学校の教員をしていますが、生徒や他の教員から私に対して何か苦情等を言われると、それについて自分を攻めてしまいます。仕事が上手くいったらそれは跳び跳ねるほど嬉しいですが、それと同時に「次も良い結果をださなきゃ」とまた自分を攻めてしまい、夜寝れなかったりもします。一昨年、前の学校で、生徒間や教員間でトラブルが相次いでうつ病になりました。今の学校ではそういったことはないと感じていますが、前の学校での思い出が脳裏にいつもあるため、人の顔色を伺いながら物事を発したり、人から受けた言葉の裏を考えたり、何かある度に「また怒られるのではないか」等という不安に刈られたりしています。今後が不安です。どうしたらいいでしょうか。

不眠症ストレストラウマ

今まで頑張りましたね。力の抜き方を練習する時期ですよ。

#完璧主義 #認知行動療法 #筋弛緩法

とととととろさん、こんにちは。カウンセラーの南條です。とっても頑張り屋さんのとととととろさんのお役に少しでも立てたらと思いコメントさせていただきます。

[今回の悩み]

とととととろは自他ともに認める完璧主義とのことですね。何か人から苦情等をもらうと自責の念に駆られてしまったり、成功しても次も成功させなくてはとご自身にプレッシャーをかけてしまったりと苦しい状況なのですね。そして、前の学校での出来事も影響し、失敗したくないとより感じてしまい、重い不安が常にある状態なのかなとお話を読んで感じました。

[悩みの原因・分析]

完璧主義の方は、粘り強く、努力家でやるべきことをしっかりとこなすことができるというプラスの面があり、それは本当に素晴らしいことです。おそらく、これまで本当に努力してこられたのでしょう。しかし、一方で妥協ができない、できないと思うと不安になる等の要素も持っており、それが故に自分を責めてしまいます。そして、もしかしたら、とととととろさんは人からの評価がとても気になるタイプではありませんか。学校という現場で働いていらっしゃると、他の先生方、生徒、保護者…と、多方面に気を使い、気疲れしてしまってないかと心配しています。周囲の目を気にしながら常に１００パーセントの力を出し続けていたら、だれでも息切れを起こしてしまいます。

[やってみましょう！]

「今まで頑張ってきたんだから、これからは力を抜く練習をする時期ですよ」と言われていると思ってください。まずは、身体の力を抜いていきましょう。緊張して知らず知らずのうちに身体に力が入って固くなってしまっていることがあります。肩を上に思い切り上げ、その後ストンと落とし、肩の力を抜きます。一度力を入れることで、力が抜けることが実感しやすくなります。そして、大きくゆっくりと深呼吸もしてください。日ごろから身体に力が入りすぎていないか意識して、力みを感じたら抜くようにしてみてください。身体の余計な力みが取れたら、こころの力が抜けるようにしてみましょう。焦りや不安を感じた時は、「まぁ、いいか」の気持ちを大切にしてみてください。手抜きとは違い、「いい加減」、「よい塩梅」を学ぶと思ってください。また、結果にこだわるのではなく、頑張った取組みを自分で評価してあげましょう。人の言葉の裏を考えて過度に心配になってしまう時は、その考えがどれくらい真実なのかを吟味したり、他の見方ができないか視点の切り替えをしてみてください。

思考の検討や切り替えは、不安で辛い時に一人で取り組むのは大変かもしれないので、必要であればカウンセラーにも頼ってみてくださいね。頑張り屋さんのとととととろさんが、少しでも力を抜くことができたら幸いです。陰ながら応援しています。

@!d8681181d23e7a13b71 さん、コメントありがとうございました。「私が若いと信じてもらえる」ということであってますでしょうか？私は逆に周りから「何も分かってない人」という目で見られていそうで仕方ありません。よく親にもそういわれます。

@!d8681181d23e7a13b71 さん、たしかにそうですね。今成功してても後にそれが否定されたりしますもんね。「周りができるのになぜ私だけできないんだろう」等自分に対して罪悪感が生まれることが多かったですが、少し楽になりました。ありがとうございます。

@!732e0e99e943d2c6609 返信ありがとうございます。完璧主義って本当に辛いですよね。。

完璧主義で悪いことは何もないと思います。不安になった事を感じただけでも良い一歩だと思います☺️

とととととろさんのお話、私自身に重なる部分が多々ありました。私もどちらかというと「完璧主義」と言われたり、それで注意を受けたりすることが多いもので...。多少時間はかかっても地道に堅実に仕事をこなしていくスタイルで50年も生きてきてしまったもので、それをガラリと変えるのは非常に難しいのですが、可能な範囲で、南條先生のおっしゃることを実践したいなと思いました。いや、かなり難しいのですが...。とととととろさんも、少しでも状況が良くなりますように。

周りにもおられますが、失敗をしたくないとか全てを知っておかないと不安だと仰っておられます。すごく大変だと思います。ざっくりとかとりあえずやってみる、という考え方が難しいとのこと。俗に言う「腹落ち」出来ないと進めないんだそうです。ただ周りは何もできず、質問などに答え、腹落ちしてもらえるようにすることしかできず、申し訳なくなります。