昔のことを思い出すと
苦しみ、悲しみ、痛み、恐怖、そういったものばかりが蘇ってくる
子供ながらに自分は愛されない子なのだと、諦めて、心の中が空っぽのまま育った
そんな気がする
その空っぽの心に愛情や友情、いろんなものを注いでくれた人もいた
けれど、私の心はいびつで、傷だらけだった
それでも今、笑顔でいる私
悩みが無さそうだねとか
そういった言葉を言われることもあった
無表情で
感情むき出しで
思うがままに自分の気持ちを顔に出せば
きっと誰も近寄らない
良いことは何一つない
だから私は笑顔という仮面をつける
自分で自分がどういう人間なのか
よく分からない
自分ってなんだろう?
傷だらけのハートに溢れるほどの愛を注いでくれる人はいないだろうか
いるとは思っていないけれど、偶然そんな人が現れたら私の世界は変わるかもしれない
そんな日が来るといいな