世の中に たえて桜🌸の なかりせば 春の心は のどけからまし
この世の中に、全く桜というものがなかったなら、春を過ごす人の心はどんなにのどかであることでしょう。
本来春はのどかな季節であるはずなのに、人は桜の花が咲くのを心待ちにし、咲いたと思えば、花が散るのが気になり落ち着きません。桜が存在するために人々の心が穏やかでないことを述べて、人の心を騒ぎ立たせる力のある桜の素晴らしさを伝えようとしている作品だそうです。
咲いては散る桜の様に私たちの悩みも表れては消えて、また現れる。きりがない。でも、見方を変えればそこにある幸せに気づけるのかもしれないね。