mogumogさんは、お仕事で電話対応をする時、相手の口調がきつかったり、クレームのような怒りの電話を受けると、体が反応して涙が出てくるのですね。 自分では泣きたいくらい落ち込んでいるわけではないのに、勝手に涙が出てしまうという、反射のような感覚なのですね。 仕事中、泣いている姿は周りに見られたくないでしょうから、涙が出てくると焦ってしまいますよね。 恥ずかしいという思いもあって、、、何か良い対処法はないかと探していらっしゃるのですね。

mogumogさんがすぐに涙が出てしまう理由ですが、 おそらく、「涙が体の緊張や感情の高ぶりを静めようとしてくれている」のだと思います。 他の方のコメントにもありましたね。涙は自分が「辛い」とか「悲しい」とか思うよりも前に、高ぶってきた体の緊張を解こうとして自然に流れ出てくることがあります。 口調の激しいクレーム電話に対してパッと身構えて緊張すると、その緊張を解いてあげようと体が反応しているのかもしれません。 過去にすごく嫌なクレーム電話を取ったことがあって、似たような電話を取るとその感覚が呼び起こされて、条件反射的に涙が出るということもあるかもしれません。 あと、涙がじわっと出た時に、「泣きたくない！泣いてはダメ」という気持ちが更なる焦りや緊張を高め、それが涙で緊張を解こうという反応を余計に強めて、涙が止まらなくなるというサイクルになっている可能性もあります。 いずれにせよ、涙はmogumogさんがこれ以上ストレスをため込まないよう、助けようとして流れ出てくる体の自然な反応だということですね。 ため込んだストレスを発散するために、あえて思いっきり泣く「涙活」という言葉もあるくらい、涙は悪いものではないということ、覚えておいて欲しいなと思います。 とはいえ、仕事中に泣きたくない気持ち、それもとっても良く分かります！ 涙以外の別の対処法、身に付けたいですよね。

もしこの先、(あ、涙が出そう)と感じるような激しい口調の電話を受けた時、そのまま自分の体の感覚やしんどい気持ちに意識が向き続けると、そのまま緊張が高まって涙が出やすくなります。 そのため、注意の先を変える練習をしてみてください。例えるなら、舞台上でスポットライトの当てる位置をパッと切り替えていくイメージです。 今は、体の緊張や涙がじわっと出てきそうな体の感覚に自然と注意が向かっているのだと思います。それを、別のことに向けられれば成功です。 向ける先はどこでもいいのですが、例えば話している人のことを細かく想像するのはお勧めです。 今、どんなところから電話をかけているのかなとか、何歳くらいの人かな？ 家族構成はどうかな？職業は何かな？そんな風に想像をしながら話を聞くと、自分の体や気持ちよりも相手にスポットライトが当たるので、自然と涙が引っ込みやすくなります。 他にも、この方はあと何分くらいお話をされるかしら？と予想をして、予想通りの時間で電話が終わるかどうか、時計を見て時間に着目してみるなどの方法もあります。 少し練習が必要かもしれませんが、「自分の注意のスポットライトを自分以外に当てる」というテクニック、ぜひ使ってみて欲しいです。

少ない情報からだったので、今回は電話対応で涙が出てしまう時の対処法に絞ってお話しましたが、もしかしたら他の場面でも困ることがあるのかもしれませんね。きっとmogumogさんの環境に合わせた対処法はあると思うので、うまくいかないときはいつでも相談してくださいね。 涙は悪者ではないので、どうぞ焦らず対処していきましょう。 mogumogさんが日々穏やかにお仕事に取り組めますよう、応援しています