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学校・勉強
コーヒー豆_レベル._アイコン.Hareka
5ヶ月前
私の大好きな憧れの学校
私の大好きな学校に憧れて生徒になりきって思い出を作るのはただの見せかけなんだ、ただの偽りなんだ、ただの飾りなんだ、ただの形だけなんだ、これは理想なんだ、これは想像なんだ、これは空想なんだ、これは架空なんだ、これは嘘なんだ、これは偽物なんだ、これはもしかすると現実逃避かもしれない。 私は何故遠くのある学校を憧れ好きになったかと言うと学校生活が楽しそうと感じたから、授業が楽しくてわかりやすく勉強ができると思ったから、学校行事が楽しそうだから、文化祭が楽しいから、体育祭が楽しいから、本当の友達になれると信じたから、先生達が優しいから、制服がシンプルでかわいいから、桜がキレイだから、部活が楽しいしから、そして何よりいじめがないから、私は天国のような平和な学校生活が送れると思ったからそう感じた、だから私はある学校を好きになったんだ。 だけど私はもう大好きな憧れの学校の生徒にはなれない、大好きな憧れの学校を受験できない、大好きな憧れの学校のみんなと友達になれない、何故なら中学は形だけで卒業したから、成り行きで夜間定時制高校に進学して卒業したから、住む世界が違うから、世代と年代が違うから、住む場所が違うから、だからもう無理なんだ。 私の現実は酷かった、私の学校生活は暗かった、中学生の時、酷いいじめに遭った。 生徒から言われようのない心ない酷いあだ名で呼ばれた、男子からペンを壊された、男子から暴力を振るわれた、先生に髪を乱暴に掴み引っ張られた、先生から嫌味を言われた、体罰を受けた、体育祭でいじめられ先生達に怒鳴られ怒られた、男の先生達に束縛された、そして何より1番嫌で辛かったのは男子から私の大切な身体の一部を蹴られた事、私はすごく痛かった。 そして中学3年生の最後の3学期の受験シーズンで私は不登校になった。 高校受験をしたけど数学がダメで女子校2校落ちた。 結局私は形だけで中学を卒業して成り行きで夜間定時制高校に進学した。 これが現実だ・・・。 本当は最初から大好きな憧れの学校を中学受験をしたかった。 大好きな憧れの学校で当たり前のように学校生活を送りたかった、本当の友達が欲しかった、真面目に授業を受けたかった、新入生宿泊研修に参加したかった、修学旅行で違う場所に行きたかった、体育祭を楽しくしたかった、文化祭をしたかった、部活で陸上部と百人一首部を作りたかった、生徒会に入りたかった、そして1番は制服を着たかった。 私は大好きな憧れの学校を舞台にした物語を書きたい、何故なら私の思い描いた学校生活を送る物語を書きたいからだ。 そして主人公のキャラクターのモデルは自分自身なんだ。 だから私は物語を書くしかないんだ。 それが私の思い描く物語なんだ。
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