自分の長所がわからない -MiNDCAFE

お話の詳細

自分の長所がわからない

自分が21年間生きてきて、長所という長所が思いつかず短所としては主に頑固、せっかち、余裕がない、自分の意見を通しずらいなどがあります。正直、自分が短所まみれの不器用な人間で、結局自分を変えたくても変えることができない状態です。最近は、朝起きると体が重くなったり、家で1人でいる時も無言で話すこともなくただ、過ごしてる時間が淋しく感じます。なんで短所を変えようとする自分がこんな理不尽な気持ちで過ごさなければならないのか考えてしまうことがあります。

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長所は、「リフレーミング」と「誰かに教えてもらう」が吉かも☺

#コンプレックス #長所 #リフレーミング

公認心理師、臨床心理士の伊藤かおりです。勇気を出して、お悩みを投稿していただき、ありがとうございます。他の方も同じような悩みを抱えがちだと思いますので、是非コメントしたいと思いました。もしよろしければ、最後までお読み下さいね。

[今回の悩み]

短所はよく分かるのに、長所は全く思い浮かばない…。とても苦しいですよね。短所だらけで、何もできない人間だと思うと落ち込んでしまうお気持ち、私も経験があります。いぶいぶさんの気持ちが、少しでも変わればいいなと思い、コメントを書かせていただきますね。

[悩みの原因・分析]

おそらく、長所を探しても探しても見つからないという状況が、自分は本当に何もできない人間だと、突きつけられているようで、とても苦しいのでしょうね。苦手なこと、うまくできないことができるようになることももちろんありますが、急に変わることは難しいですよね。それよりは、「自分に対する認知」を変えていくことのほうが早いかもしれません。自分だけで、自分を見つめていても結論はなかなか変わりません。むしろ、考えれば考えるほど、その捉えかたが強固になっていくと思います。

[やってみましょう！]

例えば、誰かに「優しいね」と言われると、自分は優しいかもしれないなと思えるかもしれません。誰にも優しいと言われたことがない人が、自分のことを優しいとはなかなか思えないと思います。また、短所も捉え方を変えれば、長所になりうるという考え方もあります。これを、リフレーミングと言います。頑固は、「ひとつのことを突き詰めて考えられる」せっかちは、「スピード感がある」など。同じような性質でも、場面が変われば、良さに転じることも多くあると思います。

お一人で考えているのは、とても辛いものです。カウンセリングを受けることで、自分では見えない一面に気づくことがあるかもしれません。お一人でご自身と向き合うことが辛いのであれば、是非こちらの専門家の先生にお声かけくださいね。お待ちしています。