前向きになることを強要される社会って、生きづらい。
考え方のくせなんてものは、見ず知らずの他人に「あなたはこんな性格だから、別のこういう性格になった方がいい。そのためにできることを模索しよう」と言われても「はい!分かりました!目からウロコです!」とはならない。
だいたい自分のダメなところもいい所も分かった上で、余計考え過ぎて動けなくなっている時に、そんな言葉は受け取りたくない。
いつもこういう時、「へんくつ」「素直じゃない」と言われる。
「他人の意見を易易受け入れて行動に移せる柔軟さ」が欠落しているのはよく分かってる。
でもその裏側にある「偏屈の理由」には、誰も共感しない。見ようともしない。
「あなたの経験が浅かったがゆえの過ちでしょ」「世間知らずなんだね」「危機感がないんだよ」「頭がすこしおかしいんだね」と言われたことしか思い出せない。
頑固者で、小心者で、偏屈で、素直じゃない自分に居場所なんて必要ない。
社会が悪いんじゃなくて、自分が悪いことは重々自覚しているのに
なんで更に責められなくちゃいけないんだ