少しだけ成長を感じた話。
コピー機が壊れた
カラーのインクが全て無くなっていた。
私は紙とインク自腹切ってるので学校で印刷してて、どちらかというと妹がよく使っていた。
あいつカラー印刷してたん?と最初はイライラしてたけど、一度冷静になって妹に「コピーする時カラーにしてる?白黒にしてる?」と聞いたら「白黒」と返ってきた。
嘘をつく子ではないので、「そっか、なんかインク全部無くなってるって出てて、インクもうないからこのまま白黒でよろしく」と言ってたらエラーが出た。カスタマーサービスに修理依頼で連絡してくださいと画面に出たので、
「…壊れたみたいだからしばらく学校で印刷してきて。」と言って「使用禁止 故障中」と書いた紙を貼った。
前だったら決めつけて「カラー印刷してるでしょ、インク全部無くなってるんだけど!交換も全部私で手汚れるし、インク代もバカにならないし、白黒でやれよ!」と責めてた気がする。実際しそうになったし。
一旦落ち着いて、事実確認をしてから、現状説明と、して欲しいこと、と伝えられたのが、自分の成長を感じて嬉しかった。
大人になるにつれて、こういう「成長」って自分に対して感じにくくなってるというか「しゃべった!」「あるいた!」みたいな感じの頻度で出てこないというか。
だからこうして見つけられたのが嬉しくて、長くなってしまった……