幼いころから、ご両親の言動が理解できず、苦しんでこられ、必死の思いで家を出て、ご自身で家庭を築かれたとのこと。 また、発達障害のお子さんに関わるお仕事に就かれ、ご自身のお子さんだけでなく、多くのお子さんに関わり、 同時にご自身の育ちやご自身の特性について振り返り、内省をされているようですね。 ポンすけ５５さんにとって、とても大事な「こころの作業」をされておられると思いますが、 一人で抱え、考えることは、とても辛いのではないかな…と感じます。

ポンすけ５５さんは、大人になり、自分自身を愛してくれるはずの両親から、 愛されたり、思いを汲んでもらったりした経験がないことを捉え直し、 原因があるのであれば、どんなことだったのか、それを見つけ始めているところだと思います。 それがあっているか、間違っているか分かりませんが、「こうだったかもしれない」という糸口が見つかったことで、 自分自身の置かれていた状況を少し整理し始めているのだと思います。 ただでさえも、子育てと仕事で大変な中、その作業をされているのです。 お一人では荷が重いのではないかな…と思います。 また、過去の自分自身の家庭環境を冷静に見つめれば見つめるほど、 子どもの頃は無意識のうちに感じないようにしていた問題も客観視でき、 それで、ますます辛くなってしまう場合もあるかと思います。 ただ、研修などで新しい情報を知ると、ポンすけ５５さんのおっしゃるように、 「もっとこうできたのではないだろうか」と、少し混乱することも増えていくのが自然な反応とも言えると思います。 また、情報は、ご自身にとって重要だと思うことをピックアップしやすくなり、少し冷静に受け取ることが難しい場合もあります。 そういった状況の中で、ご自身やお子さん達と必死に向き合おうとすればするほど、 ご自身を責めたり、嫌いになってしまう…という状況にいらっしゃるのかもしれないな…と想像します。

まずは、おひとりで、その「こころの作業」をするのではなく、 その「こころの作業」に伴走していただける専門家を見つけることが大事だと思います。 誰かに寄り添ってもらう体験をしていただきつつ、お子さん達への具体的な関わり、 そして、(もしまだ関わりがあれば)ご両親との向き合い方など、アドバイスを受けながら進んでいけると良いのではないかなぁと思います。

くり返しになりますが、お一人で向き合うには、とても大変な「こころの作業」をされていると思います。 もし、ポンすけ５５さんが望むのであれば、こちらで、専門家の方のカウンセリングを受け、伴走していただけるといいと思います。 カウンセリングを通して、まずはポンすけ５５さんの自身の辛さを吐き出していただき、その上で、ご自身を大事にしながら、とても大事な 「こころの作業」に取り組んでいけると、いいのではと思います。 私で良ければ、お声かけくださいね。お待ちしています。