たしかにね、嫌なことばっかりじゃ なかったんだよ。 辞める決意を持つのにずっと悩んだよ。 楽しかった事も、嬉しかった事も ここに居て、出会えて良かったって 私のこと知ろうとしてくれた 聞いてくれようとしてくれた人が いるということ。 だけどね、私はね 人より何倍も人の表情や言動 仕事姿、相手への気遣い配慮接し方 仕事そのもののやりがい たくさん見ているんだ。 周りは私の事、 周りを見ていない、人の話を聞かない 要領が悪く愛想も悪いんだって。 ましてや、あまりの仕事の出来なさに 直接かも半分冗談かもわからない 言葉たちが私を苦しめてきたの。 私だけじゃない。 自分たちの気に入らない人に あだ名をつけたり、 人の悪口やいる人いない人関係なく 知りもしない家庭事情に口を挟む。 私にとって気づけば 嫌なところばかりが耳に目にするように なってて。 いつしか身体に影響がきてて 私は無視してたのね。 『すぐにこんなの自分で何とかなる』 ってさ。でもね身体は正直なんだ。 今更だけど、働くこと自体が 既にストレスで、知ってる人の中で 笑顔で過ごすのが怖くなったんだって。 ※これは、今に始まったことではないの ずっとずっとずっとずっとずっと。 誰にも吐き出せない毎日を あたかも当たり前のように過ごしてて よく壊れなかったなって思ったよ でもやっと終止符を打てた。 『これ以上自分を壊さないで』って。 そう決意を、持てたのが 家族、恋人、ここにいるみんなのお陰。 私、独りじゃないって教えてくれた。 だからね、同じように、 悩む人全てに言いたい。 何度でも言うよ。 逃げることは、自分を守ることなんだ 自分を守ることは、未来を変えること 『他の人』が原因で、辛いなら そんなくそったれのために 身を投げること、しなくていいんだよ そんなもので目の前を 血まみれの死体の山にしないで。 真っ暗闇にしないで。 幻聴、幻想に惑わされないで！ あなたは、あなたのままでいてほしい。 辛いよね、苦しいよね、かなしいよね 我慢できないなら、もうしなくていい ほんの一瞬でいい、前を向いてごらん 好きなもの、なにか思い出して！ 何がしたいのか、思い出して！ あなたが大事にしているもの どうか思い出してほしい！ これは綺麗事なんかじゃない 『他の誰でもない』 自分の中にずっとあるポジティブな言葉 モットーにしてる言葉、思い出して。 あなたは、変えられるんだ。 未来を、自分を、今からでも遅くない！