曲がった現実主義を変えたい。
最近、命を絶つ瞬間の想像が止まらない。
元々想像することが好きで、現実ではない何かにずっと夢を見ていることが楽しくてたまらなかった。それは確実に私の心に余裕を持たせていたけれど、そのせいで動けないことも多かった。
考えることは私にとってまばたきと同じようなもので、朝目覚めて眠るまで常に行われている。これをやろう、と思うと想像の中でその事の最初から最後まで繰り返してから行動を起こす。最近は、3回以上無意識に頭の中でその映像が流れ、現実でやったのかやっていないのか把握できてない時がある。少し困っている。
昔、異性から顔について半年にわたり真っ向から悪口を言われていた時期があった。それからというもの身の回りの皆が自分の顔についてマイナスな印象を持っていると信じて止まなかった。今はそこまでひどくは無いが何をするにも人の目が気になり過ぎてしまうのは確かだ。
静かな場所に行くと余計に脳の中の流れが加速するように思える。そこで考えるのが命を絶つ瞬間やその後の両親の顔、葬式、その他の手筈についてだった。インターネットによると死ぬ瞬間は現実から解き放たれてとても気持ちが良いらしい。本当はとても苦しいことだったとしても誰も証言出来ないのだから、信じていこうと思う。
頭の中で繰り返し死ぬ瞬間が流れているのは楽しいことじゃない。不安に駆られて泣いた日も少なくない。遊園地のアトラクションの浮遊感を思い出して、柵を乗り越えるために腕に力を入れたり、スマートフォンのパスワードのメモや部屋の片付けとか、自分の知識で補えることは全て想像した。おかげで死ぬことがとても怖くなったが、希死念慮が消えたわけでもない…
とにかく考えすぎてしまうから、もう少し緩やかに現実を捉えられるようになりたいと思う。そのためにどうすれば良いのか、教えて欲しい。
まだ学生の身分でこのような事を想像してしまって親には申し訳ないと思っている。明るく人生を送るために頑張りたいような、もうやめてしまいたいような気持ちだ。