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自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.クロノスタシス
8ヶ月前
私が体験してきたこと 学校編③ ※急に本編(?)が始まるので、これを見る前に【私が体験してきたこと 学校編①】を見て登場人物や前書きを確認してください。お願いします。 【中学生の頃の私】 ★中学1年生 夏休みのある日。私は事故にあいました。部活に連絡を入れると、同じ部活に所属していた奏らはわざわざ家を調べてお見舞いに来てくれました。歯医者に行ってて会えなかったのですが…その後、どうやって伝わったのかは知りませんが、イジメンジャーの耳に届き、夏休み明けに登校すると普段私を毛嫌いしている彼らがどこか嬉しそうにつるんできて「ねえねえ痛かった?」とか「ぶつかった瞬間どう思った?」とか「あの世からのお迎えって見えた^^?」と質問攻めされました。彼女らと彼らはこうも違うんだなあと思いました。 もうひとつ。私は夏休みに野球観戦をしに行き、その時の風景画が入選しました。部活の昼練に行こうとして、廊下に貼りだされたその作品の前を通ろうとすると、京介と上田が貼り出されている作品たちを見てアレコレ言っているのが目に入りました。そっと彼らに近づいてみると 京介「(私の作品を指さしながら)ねえ何この作品、色塗り雑じゃね?w」 上田「なんか他のと違って色薄くね?せめて絵の具使えよな」 京介「なんか消した跡ついててきったねえしさ」 上田「こんなのが選ばれるんだったら俺が描いても選ばれたじゃん」 と言ってたのです。確かに私は絵の具を使うのが苦手で、色塗りはクーピーで賄いました。それが選ばれるとは私も思ってなかったのです。とはいえ、それは何時間もかけて描いた作品でした。それをこういう風に言われて腹が立ち、ドスドスと足音を立てながら彼らの後ろを横切れば、彼らは「うわっ、やっべえ」と言い逃げていきました。 そしてその時期、私にすごく苦手な人ができたのです。夢です。彼女は典型的なぶりっ子でした。生活委員で当番が一緒になり、正門に立って挨拶をしていると、彼女は友達や好きな先輩には激しいボディタッチをしながら猫撫で声で「キャーおはよぉ♡」と言うのですが、他の生徒に関しては「オハヨウゴザイマース」でした。さらに体育で毎回グラウンドを走る時、トイレ我慢してるのかってくらい内股で、肘をキュッと曲げた状態で走っているのです。 さてここからが本題。体育で彼女とチームが一緒になったサッカーの授業。私はミニゲームのルールがイマイチ分からず、途中でどうしたら良いかとまごまごしていました。すると彼女が「ねえ、先生の話聞いてた!?」と私に怒鳴ってきました。私が「うん」と言えば「じゃあできるよね!?」と言うのです。私が「ゴメン、いまいちどうすればいいか分からなくて」と呟けば「これをこうしてこう!OK!?」とキレながら説明。そう、彼女は先ほど言った、体育で熱くなるタイプの子でした。サッカーは、結構強く蹴られて上空に高く飛ぶパスやすごく速いパスでは無い限りは恐怖心を抱いてなかったのですが、それでも運動音痴な私はどうしても上手く出来ません。来る日も来る日も全然できず、その度に彼女は「ねえ!!みんなできてるのに!ルール分かるんでしょ!!じゃあなんでできないの!!」と詰め寄ってきました。私は体育の授業が嫌になって、先生に彼女のことを相談したら「まああの子子供っぽいからねぇ…頑張って」とだけ言われて何の解決にもなりませんでした。 中間テストを控え、勉強期間に入ると彼女は私に英語を教えて欲しいと頼んできました。「お前授業聞いてるなら英語できるだろ、捻り潰してやろうかこのぶりっ子」と言い返したかったのですが口論は避けたいので堪えました。私は「人には得意不得意がある」と考えているし、いくら私より仕事ができない人が相手だろうと、強く当たれる分際ではないと思っています。彼女は絶対にそういうタイプではないでしょうね。ちなみに彼女、自分が失敗した時や友達が失敗した時は明らかに私の場合と態度が違います。自分が失敗した時は「やっちゃった★てへ★」と言い、友だちに“失敗する私可愛いでしょアピール”をして、友だちが失敗した時は「どんまい♡」です。こんなキャラ、アニメでしか見ないと思ってたので驚きました。 ★中学2年生 ある日、生徒会のバッジのデザイン案を募集していました。私はそれに参加しました。もし採用されたら誇れるからという理由だけで。思いやりをテーマにし、芽が生えたハートを皆の手で包み込んでいるようなデザインにしました。勿論匿名なので私が書いたことはバレないように先生にそっと出したのですが、周りの生徒数名に見られてしまいました。 投票の日。廊下に貼り出されたイラストを眺めてどれに投票するか悩んでいると、京介が大きな声で「うーん、〇〇ちゃんのは無いかなー!」と言っており、その場を離れました。彼は続けます。「ねえ見て!消しゴムで消した跡がある!!何度も消してて黒ずんでるしコレは選ばれないね!」的なことを言ってたのです。私は担任に言いました。いくら何でも酷くないか、と。するとこう返ってきたのです。「まああの子は精神年齢低いから、空気読めないで思ったことは全部正直に言っちゃうんだよ。でも、実際あの絵が汚いのは事実でしょ?描き直すとかもっと薄く描くとかあったんじゃないの?」と。私だって好きで汚したわけではないのに。薄く描いたのに。そう先生に言われて腹が立ちました。 もうひとつ。私はずっと仲良しだった広川と絶交することを決めました。広川は中学生になると色々なことを話すようになってくれました。最初は楽しかったものの、ある日私に突然「自分のいとこと一緒に、君のことをゴリラって呼んでるんだ^^」と満面の笑みで言うのです。はて、彼女は私に恨みでもあったのでしょうか?どうやら彼女は毒舌キャラだったのですが、流石にゴリラはないだろ…とショックが大きかったです。当時私は「握力強いアンタの方がゴリラだよ!」と思い、言われっぱなしなのが悔しくて「毒舌マン」みたいな名前をつけ返したのですが… 冬に部活でソロコンサートがあり(吹奏楽部に入ってました。)、広川はある日私に「何となく思ったんだけど、〇〇ちゃんって絶対に1位取れなさそう」と言ってきたのです。「え、なんで?」と聞けば「なんとなく」と返ってきました。腹が立ち何度も何度も練習をしたものの、本番に弱い私は第2音目から外してしまい、そこを先輩に多数指摘され、1位どころか彼女の順位を上回ることすら叶わなかったのです。そして私は「別にコイツと仲良くしなくていいか」と思い絶交することにしました。 それからまた別の話。ある日の休憩時間。健太と上田が私の顔をチラチラ見ながら絵を描いていました。もしかしなくとも私を描いているのかと思った私は、「何描いてるの?」と思い切って聞いてみました。すると「言えない」。なので「大丈夫」だの「怒らないから」と色々言ってみました。すると2人は、「ヒントはー、超ブスで、超太ってて、ソバカスあって、唇厚くてー、肉まんみたいな顔している(うろ覚え)…」と言い始めたのです。「誰を描いてるの?」と聞けば「お前」と返ってきました。彼らからブスやデブと言われたのは初めてだったので「普段からそう思ってたのか」と驚きました。 ★中学3年生 部活にて。最高学年になると、どの楽器パートも皆気を引き締めて「良い先輩」を目指そうとしているのが見て取れました。毎年のごとく先生が偏見で担当する楽器を決め、私が担当しているトロンボーンと他数パートに、1年生が配属されました。 1年生が配属されたパートは勿論、先輩が面倒を見る必要があります。私は、コンクールまでに形だけでも仕上がらせるべきだと考えていたので、まず最低限の知識(持ち方やドレミ、楽譜の読み方、楽譜でどこら辺をやるかなど)をできるだけ簡潔に教え、あとは練習に徹してもらうという感じで教えていました。初日は楽器の持ち方と楽譜の読み方、楽器の掃除の仕方など、覚えるべきことを教え、楽譜が読めるか確認するためのプリントを配布しました。私が1年生だった頃、楽器を持てるようになればすぐ「ドの音出してみよう」、「レの音出してみよう」と1個1個順を追って、実践を中心に教わりましたが、私は後輩にドとソと高いドだけを吹かせました。なぜなら口の締め具合さえマスターしていれば、あとはポジション(トランペットとかならピストン)の把握だけでどの音階も出せるからです。私の教え方を数学の授業で例えるならば、「今日はこの公式を習うよ」と言い演習をして終わるのではなく、最低限押さえておく公式や定理だけを次々紹介し、その都度数問だけ演習をさせてどんどん次の単元に行くという感じです。こういう教え方のほうが効率が良く、練習量もたっぷり取れると考えたのです。 どういう先輩であるべきかを考えた時、私が1年生の頃先輩にしてほしかったことを実践するべきだと考えました。私は昔と比べて口数が減り人との関わり方が下手だったので、先輩とどう接していいかわからず、私の練習風景を彼らにずっと見られる1年間がすごく気まずかったのを思い出しました。そこで中学生は上下関係を意識し始める時期で、どうしても先輩がいると後輩が気まずい思いをしたりやりにくかったりする時があるのではないかと思いました。また、1年生が居ないパートの先輩たちが練習時間に自由気ままにフラついていて羨ましいなと感じていたのを思い出しました。 そこで私はたまに、練習時間に抜け出して友達と一緒に約20分練習するようにしました。たまに後輩だけになる時間が作れる上、1年生が配属されていないパートの先輩だけが友達と練習したり他のパートの部屋に行ったり自由にできるという格差が無くなるので良いと思ってたのです。 しかしこれが厄介事を招いたのです。同じパートの後輩から聞くまで分からなかったのですが、部活内で富沢がこっそり私の愚痴を後輩たちに言いふらしていたのです。 ※お食事中の方はこの先読まないことを強く勧めます。 富沢とはほとんど関わりがないのですが、私に対して「友達だよ」的なことを言っていたので「そういうことでいいか」と思ってました。ただ彼女、やたら私のことを名前で呼ばないのです。彼女の友達の広川や奏は名前で呼ぶのに私は彼女の友達の中でいじられキャラという立ち位置なのか、「パイナップル」とか「***」とか呼ぶのです。最初呼ばれた時「えぇ、なんで!?」と軽く言ってた私ですが毎回毎回「***」と呼ぶものですから「ごめん私なにか癪に障ることした?」と思い切って聞いたことがあるんですが、彼女は「何それ」と不機嫌そうにしていました。 最初はそれの当てつけだと思ってたのですが、内容を聞く限りどうも違うらしいです。たまたま教室に放置された後輩を見たのが始まりかは知りませんが、私が少しでも後輩と行動していないのを見ると「こいつ後輩の面倒を見ない気だ」と考えてブチ切れていたのです。後輩が言っていることを初めて目視できたのは、腹式呼吸の練習をやりに5分だけと後輩に伝え友達の所に行った時でした。練習を始めようとしたら彼女が勢いよくドアを開け「ねえなんで後輩がいるのに面倒見ないの?普通先輩が後輩の面倒きちんと見るべきでしょ、それなのに友達と仲良く喋ってて恥ずかしくないの!?」って感じで怒鳴りました。私はとりあえず「後輩には伝えておいたよ、喋るというか腹式呼吸の練習だけ一緒にやろうってことにしたんだ」と言えば「ああ、そう!」と言い居なくなりました。気まずい空気が流れ「どうする?」と聞かれたので「あー…戻るわ」と言い戻りました。 彼女が担当するフルートパートは2年生はいましたが(□とする)、1年生はいません。それでも彼女が□に付き添っているならその言い分を喜んで聞き入れました。しかし、彼女は「2年生だから面倒見なくていいや」と□を放置して毎日他のパートの友達とくっちゃべっていたのです。1年前、彼女が2年生の頃も「先輩が□を見てくれてるからいいや」といい、毎日他のパートの友達とくっちゃべっていました。彼女は「基本3年生が1年生の世話をするべき」、「1年生のいないパートは遊んでいい。いるパートの人ドンマイww」、「2年生はもう面倒見なくて良い」と思ってるのでしょう。全部間違ってると思うのですが。 2年生だって先輩だから、1年生を教える人を3年生に限定する必要はありません。2個目の考えに関しては完全に酷いじゃないですか。3個目もおかしいです。1年で「もう面倒見なくて良いだろ」となるまで成長する後輩滅多にいないと思うのですが。私的には、1年生が居ないパートは「はい何もしない」ではなく、他のパートの(ただし、木管の先輩が金管を、というのはナシで)1年生の面倒を見るべきだと思うのです。楽譜の読み方はまだしも、助言をしたり一緒に合わせてみたり色々できると思うのです。なのに、その「1年生がいないという贅沢な立場ながら人に指示している」のが本当に私をイラつかせました。 彼女は部活内で本当にワガママでした。部活のジャージ?を決める時「ピンクがいい!!」と泣きわめき周りをドン引きさせ、「コイツめんどくせえからピンクでいいか」という方向に持っていったのを見て私は「なんかコイツ嫌だ」と思ってたのですが、まさか人のパートにわざわざイチャモンつけに来るほどだとは思ってませんでした。 更には、フルートと一緒の教室で練習していた日、私が「じゃあ曲の練習行くか」と言うと彼女がズカズカやってきて「まだみんな基礎練やってる時間なのに練習曲もやらないでもう曲入るのどうかと思うよ?!」と睨みながら言うのです。先ほど言った通り、私はコンクールに間に合うよう考えたいので曲の練習を重視しています。人のやり方に文句つけるなと言ってやりたかったのですが後輩が見ている中で口論になるのは嫌なので「ああ、そうだねゴメンよ」と納得した様子を見せておきました。 彼女の愚痴についての話をします。最初、後輩たちから「なんか富沢先輩が〇〇先輩のこと悪く言ってたの聞きました。」とだけ言われたのですが、腹式呼吸の練習で文句を言われた日に「なんなんだろうねアイツ」と後輩に言うと「なんか、最近あの先輩に『アイツさ、君たち後輩のこと嫌いで面倒見たくないそうなの。酷い先輩が相手な君たちは可哀想だね…もし何かあったら言ってね、アイツ***だから』みたいなの言われました。もちろんそんなの信じないですよ。」とか、また別の日には「あの人『〇〇は最低だ』とか『〇〇は後輩が嫌い』とか我々後輩たち1人1人に言ってます」と聞きました。我慢ならなくなった私は当時の担任兼副顧問に相談しました。彼女は「基礎練とか言ってるけど、喋ってばかりのあの子の方がよく言うよね」と言ってました。そしてミーティングで「他のパートの練習に色々口出しするのはおかしい」と先生は言いました。しかし結局彼女の愚痴は収まらなかったのです。 もうひとつお話します。まあ「特にいやだったこと」に入れるか迷ったのですが…舞についてです。中2の時から彼女を苦手になり始めたのですが、中3になるとその苦手になる原因がさらに加速していったのです。何かと言いますと、無意識に人を見下している態度です。最初は私の気にしすぎかな、被害妄想すぎる捉え方をしているかなと思っていたのですが……。 彼女は漢字の勉強が大好きで難読漢字をいくつも知っています。そして時折「これ読める?」と得意げにクイズを出してくるのです。私も私で楽しんでました。嫌いになる原因はここから。彼女は「漢字?書ければいいべ」と思う私とは違って、書き順をきちんと意識する人でした。そしてある日突然、私が黒板に文字を書いているのを見て横から「えええええ!そうやって書くのぉ!ええ見たことない!!よくそれでかけるね!?」と結構大きい声で言ってきたのです。彼女は私と正反対なのでしょうか?リアクションが大きく、ゲラで、毎回私が違う書き順をするたびに「うひゃあなんじゃそりゃあ」という感じに驚くのです。最初は気にしてなかったものの、当時連絡係だった私が背面黒板に翌日の予定を書けば、時折彼女が横ででかいリアクションをしながら聞いてもない正しい書き方を説明し、一字一字指摘するものなので嫌になってきたのです。あとたまにリアクションに驚かされて肝を冷やすので… さて、無意識に人を見下す、という点について話します。2年生の頃私が彼女に「私社会が苦手でねぇ、歴史も地理も公民もダメなんだ」と告げると「私得意だから教えるよ」と彼女に言われました。じゃあ分からなかったら即聞こうと思ってたのですが、実際は思ってたのと違いました。テスト期間が近づけば、たとえ他の科目を勉強したくても彼女の方から「ねえねえ社会苦手って言ってたよね?教えるよ」と来るのです。「なんかなあ、対策は十分できても苦手科目を沢山やる気になれないんだよなあ」と思いつつ我慢していましたが、中3になったとき毎回彼女が言う「社会苦手だよね?」が引っかかるようになったのです。(極力人に苦手なものを知られたくないというか、苦手=コンプレックスという考えが強いといいますか…。) また、彼女は私同様英語が好き(得意?)らしく、奏が英語を教える時「英語苦手でしょ?教えたげる」と私に社会を教える時と同様に接していました。奏は私がいる場合、私を含めた2人で教わりたいと思っており、そしてある日奏は我々に「リスニングの対策をしたいけど学校でCDとか聞けないよね」と打ち明けました。私が「じゃあ過去にやったリスニングのテストのスクリプトをできるだけ良い漢字の発音で読んでみるか」と言えば賛成してくれました。とは言ったものの「どちらに読ませるか問題」が生じてきます。 私が舞に「やる?」と言うと「うん、英語得意(ぶっちゃけ私より点低いけど…)〇〇ちゃんより英語の発音ネイティブに近いし!」と言い張り切ってました。当時は競争心に長けてるのかなあ、比較してきたけども…と思ってました。 しかし私が彼女を完全に嫌いになる出来事が起きたのです。当時私は医者を目指していたのですが、理数ができないという中々ヤバい状況にいました。それを知った彼女が、ある日友だちがいるところで「この間コウノドリ(?よく覚えてないけど医療ドラマです)見たけど〇〇ちゃんああいう医者になるに相当厳しいよねー♪(ニコニコ)」と言ったのです。私は「うん、そうだね」と言いました。彼女は楽しそうに続けます。「だってー“数学とか苦手なんでしょう?”理系にならないといけないから医者になるのは無理かもね、ドクターヘリは絶対無理でしょ?wだって高所恐怖症で飛行機苦手なんだよね?」 彼女はたとえ自虐であろうと、「〇〇ができない」、「〇〇が苦手」を延々と引っ張るのです。 最後に、彼女に嘘をつかれたエピソードでも話しましょう。私の学校では 、技術の時間にタイピング検定(?)という5分で何文字打てるかというものをよくやっていました。時間切れになると750文字を100点とした場合の点数と、何文字打てたかが出てきます。先生が毎回何文字打てたかを聞き、トップの記録はホワイトボードに書かれます。そして彼女は常にトップを走っていました。しかも回を重ねる事に少しずつ成長していました。見下す、と言いましたが、その割には彼女は「すごい」と褒められたら有頂天になるタイプではないのです。まあ内心は有頂天かもしれませんが、いくら「打つの早いねぇ」と言っても彼女は「いいえ、まだまだです(棒)」と言うだけでした。彼女が苦手になった私からすればまー気に食いません。彼女の目覚しい成長を機に「家でどれくらい練習してるの?」と聞いてみたところ「ううん、全然練習してない」と返ってきたので、こりゃ「全然勉強してない」とかいう嘘ついておいてめちゃ勉強してるタイプの人間か?と思い、その日からいろいろなタイピングサイトでタイピングの練習をしました。まあ彼女、先生にも練習してないと言ってたのですが。とはいえそれで徐々に早くなるのは絶対おかしいと思った私は、内心天狗になってそうな彼女の鼻をへし折る勢いでタイピングに専念しました。スマホもフリックからローマ字入力にしました。まだ私が彼女を抜かせないでいた時。彼女は最初の頃より120字以上の差をつけていました。なのに私には「小さい頃からパソコンを使ってたわけじゃないし、練習した訳でもない」と言うのです。数日後、遂に100文字ほどの差をつけて私が勝ちました。すると授業終了直後彼女が早足で近づいてきて「いやあ遂に追い越されちゃったかー、今まで記録伸ばすために頑張って “れ ん し ゅ う” してたんだけど、すごいねぇ」と言いに来ました。私は「うん、だって、自分特技の何かひとつくらい欲しくてね!(勝手にライバル視していたなど言えん)ずっと“れ ん しゅ う”してきたもんで」 と返しました。やっぱり彼女、自分が上じゃないと気に食わないのか、その日以降今まで以上に分かりやすくメキメキと記録を伸ばしてきました。分かりやすく私をライバル視してましたねwしかし二度と私を追い越すことが出来ず、その都度「悔しいなー」と言い寄るようになりました。彼女、練習してないとか言ってましたが、私が使ったサイトのほとんどを網羅してました。 …すごく長い文章だったと思います。これにて【私が体験してきたこと 学校編】は終了です。お疲れ様でした🥹最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!🙌✨ 次回は【私が体験してきたこと 家編】です!
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