いくら努力しても、良い方向に進みそうになっても、いつも邪魔が入り理不尽に踏み潰されてきた。
どれだけ積み上げたってこうやって壊されるんだって学習して希望が持てなくなって不安が増幅した。
何もしてなくても悪いことが起こるんじゃないかって怖くて玄関のドアを開けることさえ困難になった。
毎日息苦しく全身が痛んで、体鍛えても虚弱で、人が何を話しているのか理解できなくなって文章も読めなくなった。
やっとの思いで病院や専門機関に助けを求めても困っているような雰囲気を感じられないという理由で門前払いだった。
頼るという選択肢がなくなった。
死にたいという気持ちが、死ぬしかないに変わった。
死ねなくて辛かった。
どんな時でも自分を変える努力はした。
何かしらのアプローチはしてきた。
無駄だと思えるようなことでも、現状打破できればという思いでとにかく何でも試した。
何も変わらなかった。
道徳的によろしくないことをし始めた。
少し楽になった。
褒められるようになった。
良いとされていることを実行するより、人間としてしてはならないようなことを実行したほうが自分にとっていい変化が起きた。
これからも自分勝手に、多くの人が反対する嫌悪するようなことでも実行し続けようと思う。
自分の経験を信じる。
いまより幸せになるためなら、誰かを踏み潰しても構わない。
傲慢でいい。
最低な人間でいい。
好きな人だけ幸せでいてくれたらいい。
他の人間なんてどうだっていい。
私は二度とあの地獄を味わいたくない。
綺麗事なんて言っていられない。