神様はいるのか?
神様は私達に試練を与えているという。
何の為?
来世の為とか言うけれど、来世に今世の記憶はない。
試練を乗り越えて、徳を積んで、良い人間になって…それから?
戦争でなくなる子も試練だと言うのだろうか?
障害を持って産まれた子は前世に悪いことをしたから?
生きるのが辛くて自殺する人は見捨てられるの?
いじめに苦しんでいる子は?
暴力を受けている人は?
親に見捨てられた子は?
病気で苦しむ人は?
悪いことをするよりかは、良いことをする方が良いとは思うけれど、神様はきっと私達が思うような存在じゃない気がする。
こんな苦しみや痛みを与える神様は…どうなの?って思ってしまう。
今世で悪いことをしたのであれば、今世で罰を与えるべきに思う。
記憶のないことに罰を与えられても、何が悪かったのか分からない…。
私が神であるならば、皆幸せであってほしいと思うし、苦しんで欲しくない。
悪いことを行う人間に作らなければ良かったのに。
そう思うと神様も完璧ではないのかな?
願っても全ては叶わない。
ほとんど叶わない。
どうしてだろうか?
神様は願いを叶える存在ではないのだろう。
私の中ではただそこにあるだけの存在?
ただ見守って眺めているだけの存在?
期待してはいけない。
願ってはいけない。
願いを叶えるのは結局は自分なのだと思う。