実力に年齢は比例せず、本来それに比例するのは努力であるという旨の言葉をよく耳にする
ただ、年齢と"努力に当てることの出来る時間"は間違いなく比例してるはずで、自分より幼い人間の実力が飛び抜けているところを見てしまえば「自分ももっと努力できたのでは」などと自虐的になってしまうのもまた、仕方のないことではないだろうか。
それを、年齢は関係ないなどと的を得ていない励ましなぞ受けたところでこの自己嫌悪がどうこうとなるわけがない。
優しさであることは理解しているのだ、いやしかし、それが努力によるものであると認識させられるのが辛いのである。
「お前の努力が足りないのが悪い」と暗に言われている気がして、でも、それには反論のしようもない。
どうか、どうか才能による賜物なのだと思わせていて欲しい。
どうか、表になど出しはしないから