お話の詳細
自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.kokonaka775
8ヶ月前
よく、人の持っているものが羨ましくて堪らなくなる。 それは、性格だったり才能だったり、個性だったり環境だったり様々で。 一度でも羨ましいと感じると、それが心の中で痼となって、じくじくと己を蝕んでいく。 「努力もしていないくせに他人を羨むな」と、脳が言っている。 その声を聞く度に、人を羨んでばかりで何もしていない自分自身に失望してしまう。 羨望は、枷だ。嫉妬は、罪だ。 こんな気持ちを抱えながら、友人たちと一緒にいると、おかしくなりそうになる。 大好き。羨ましい。どうして。欲しい。 身体中を掻き回されるようで、苦しくなってしまう。 今日もまた、自分を呪って眠りにつく。
専門家にオススメ 0個, 共感 3個, コメント 0個