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自由
コーヒー豆_レベル._アイコン.kokonaka775
8ヶ月前
怖い。とにかく怖くて仕方がない。 ただ、眠ってしまえば明日が来るという、それだけのことに得体の知れない恐怖を感じている。 どこまでも孤独で、誰にも顧みられない。 私という存在が、今この瞬間誰の心にも居ないことが怖い。 私という存在が、今ここに存在していて、息をしていて、鼓動をしていて、言葉を紡いでいることが恐ろしい。 怖い。怖い。とにかく、怖くて堪らない。 世界に私しかいないような、そんな孤独の中で、こうしてひとりで膝を抱えている。 世界に存在する不確定全てが恐ろしい。 友情や愛情も、今鼓動している心臓も。 失うことが、怖い。 手のひらから、大切な何かが零れ落ちていくようで。それが、怖くて哀しくてたまらない。 どうすればいいのか、わからない。 ただ、この濁流のような恐怖をやり過ごすために言葉を集めている。
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