『内なる自分の声を沈めるために、Audibleで過去に読んだ小説の朗読を聴きながら作業する』 単純作業をしていると、内なる自分が頭の内側から怒鳴り散らしてきて、どうにも集中できないことがある。音楽を聴いても、バックグラウンドノイズを鳴らしても収まらない。 今日、Audibleで既に読んだことのある小説（虐殺器官）をかけながら作業してみたら、思いのほか捗った。恐らく、自分に向けられていた思考が物語に向けられたことで、内なる声を沈静化したのだと思う。また、この小説はなかなか悲惨な話なのだが、むしろ沈んだ気持ちで作業するときには暗い話の方が合っているように、私には感じられた。万人に当てはまるとは思えないが、良い解決策を得たように思う。