『憐れみの心』
『憐れみの心』
世の中、自分たちの人生そう思い通りにはいきませんね。
政治家たちの不正を見て、また人間の罪深さを自ら思い知る、自分にもそんな性質があるのだと謙虚に自らを省みる。
〈政治家たちは裏金など不正を働き私腹を肥やす一方、震災被災地では満足に腹を満たすことが出来ない状況、こんな不平等はない!〉などと政治家に対する不平不満を引き合いに出す人々。
《罪がないという人はこの人たちに石を投げる事が出来るのか。》
いずれにしてもこの世は不義不正に満ちている、起こるべくして起きている。
《混乱、暴動、怒り、憎しみ、そして、戦争》
嘆かわしくなる出来事がますます起きている。
しかしながら、こんな罪深い世界で人間でありながらも、この世を愛し憐れんで忍耐して下さる方がいる。
それは一人として滅びることがない為である。
不義不正を見て裁く事が出来る人は誰一人いない、それよりも憐れんで下さる方のように、私たちも憐れみの気持ちを持とうではないか。
《義人はいない、一人もいない。》