自分にはなんにもないって思う瞬間が定期的にきます。「そんなことないよ」っていう安っぽい言葉（そんなことないというのは事実だと思います。）は全然刺さらないけど、これは実は今その瞬間何か持っているということが証明できないだけではないかと思ってます。この何かというのは今の人生観では結局誰かに愛されたかとかそういうものになってしまうけど私はまだ恵まれている方で過去におそらく本気で愛してもらっていたことがあります。今その愛を受け取ることはできないけど、過去に愛してもらっていた事実は変わらないものです。変な自己肯定の仕方だし正しくはない方法だと思うけど、自分は愛されることができる人間だと認識して地面に立つことができます。過去に愛してくれた恋人や親しくしてくれた友人、親切にしてくれた人。愛とかまで言っていいのかわからないけど些細な物でも受けるに足る人間だと思うと少しは自分のことをマシに思えます。そしてあえて過去の愛してくれた人の言葉を借りるなら自分を愛すことができるのは自分だけと。