嘘を付く人達について
「嘘が世界を半周したころ、真実はまだズボンを履こうとしている」
だれの言葉かは忘れたけれども。
「嘘は信じやすく、人に浸透しやすいのに対し、真実は信じがたく、受け入れ難いものだ」という意味らしいよ。
私の大切な人に執着してる馬鹿女は、とにかく嘘が得意。あえて要点を隠すこと、そしてあの人が何も言わない、行動しないのをいい事に、ここではないSNSで慰めを募って被害者面を維持している。
あの人はこういう手合に無視を貫いて、それでも愚痴をこぼしてガス抜きを図っていたけど、正直に言って、嫌がっていることを公言しないともっとひどいことになるよ。
でも直接言えないんだよね。嫌われちゃったから。あの人は馬鹿女には言えなかった言葉を私には言ったんだ。
「しつこい人は嫌いです」
……それを言うべき相手は私じゃないよ。
ところで、これとは別に「いついかなる時も、嘘はついてはならない」という言葉も存在する。
例え人を殺すことになっても、嘘をつくのは罪だという、結構極端に聞こえる倫理概念だけど。
この言葉のとおりなら、「話す嘘」が罪なのは当然だとして…
「話さないことで生まれる嘘」は罪になるのかな?
もしそうだとしたら、あの人にも然るべき罰が存在するのだろうか。