小学生の時、いいことを10個やれば、いいことがあるから優しい人になろうと思った
それで人に愛想をまいて、中学生の時はいじめられてる子を助けた。その子と仲良くなった代わりに周りのいじめてた子たちからは冷めた目で見られるようになった。
私はそれがいいことだと思ってたけど、今思うと自分のためだったんだって気づいた。
そのあと仲良くなったこと遊ぶようになったけど、独占が強かったりすぐに病んでしまうような子で、らいんでしにたいとか、電話でもいろいろ聞いた。その度私は、話を聞いて死なないでと言ってた。それがその子のためになるからと思ったから。ただ、私はその子の少しわがままなところが嫌だった。
高校になったら会うこともなくなったけど、たまにらいんや電話をしてた。彼女は親が医療関係の仕事だったので、介護学校に通ってた。すごく一生懸命頑張ってた。
ただ少ししつこくて、なんか会話がその子の一方的な会話になってて、すごく居心地が悪かった。
だからもう離れようと思って、誕生日プレゼントをくれたからお返しついでに手紙を書いた。
それから連絡は来なくなった。
今思うとすごく酷いことをしてしまったのかもしれない。
でも、その子の状況しか覚えてないほど、自分自身のことを何も覚えてない、思い出せないのが悲しくて、辛かった。
言いたかったのかもしれないけど、私は怖くて言えなかったし、その子にも多分気づかれてなかったから。こんな後味の悪い終わり方をしてしまった。
今その子はねっとをみると大切だと思える親友ができて、彼氏もいるらしい。すごく幸せそうでよかった。私がいなくてよかった。離れてよかった。と思ってしまった。
優しいひとになれば、友達ができると思ってた。
できた友達は上部の関係だけ。ノート貸したり、明日の予定聞かれたり。それ以上の遊んだり電話したりする中まではいかなかった。
それが高校まで続いた。気づいたら定着してたからもう取り返しがつかなくなってた。部活でどこかに行くとかはあったけど、それだけ。
人の話を聞くふりはできるけど、自分のことを話すことはできずに、今も話すことが苦手になってしまった。
大学行けば友達できるかと思って行ったらできなくて、私の性格がひどく歪んでいて、こんなに『友達』に執着している私も相当気味が悪いと思った。
本当は一人でいい。一人でもいいから行きたいところがたくさんあるのに。親は友達とどこか行く時にしか出かけるのを軽く受け止めてくれない。一人だと