うつ病に24歳の時なりました。
姉が過去にうつ病になった姿を見ていたので、躊躇せず心療内科へ行きました。
自分ができない人間なわけでも、根っからネガティブな人間なわけでもなく、これは脳の病気になってしまったのだと、割り切れる自分がいました。
3年ほど、向精神薬で治療しました。
何度も、人生の時間を止めてしまったと、嘆いたような気持ちになりました。
それでも、キャパオーバーになるまで働かせてきた脳をゆっくり休ませることは、何より大切なことでした。
少しずつ少しずつ、その時の自分にできることを増やしていき、焦らず、これで良い大丈夫だと自分に声を掛けながら。
乗り越えた今だからこそ言えること。
それは、苦しいと思うことを経て人は強くなるしやさしくなるということ。
傷ついて辛い目にあった人は、人の痛みに気づいてあげられます。
そして、うつ病になるということは、それだけ頑張ってきたということなんです。自分のことだけじゃなくて、人のことも考えながら、ずっと一生懸命だったんです。
何も止まっちゃいません、停滞もしていません、ちゃんと前に進んでいます。前進しています。
自分のペースで、自分がまた「よし!」とスタートするときを楽しみに、待ちましょう。