お話の詳細
自分の性格
コーヒー豆_レベル._アイコン.まいまい0430
1年前
自己理解
2023年3月頃からずっと気分の落ち込み、無気力、イライラ、不眠に悩まされている。 ただ、今日はかなり回復の兆し。 今日はまだしんどくない日、じゃなくて、やっとこの暗い沼から抜け出せそうな気がする。 子どもの頃の家族は、お父さんとお母さんがいつも喧嘩してた。お父さんはお酒をよく飲んでて、お酒に酔ったら人が変わったみたいに鬱陶しく、しつこく、ものすごく自分勝手な振る舞いばかりしてた。 お母さんもそれが嫌でよく喧嘩してた。2人が仲良いだなんて思ったことなかった。 だから結婚=幸せ、という構図は全くなくて、どうせ結婚しても、こんな風な生活が待ってるだけなんだ、って思ってた。 結婚したいとかいう人の気が知れなかった。結婚に夢なんか抱いてるの?馬鹿じゃないの? ってずっと思ってた。 もちろん付き合う人も居たけど結婚することとか、子どもをもつことが怖かった。 子どもも好きじゃなかったから、ちゃんと育てられるか、愛情注げれるか不安だった。 昔プロポーズしてくれた人とは、それが原因で別れた。私は子どもを産めない。産みたくないし、自分が人を育てるなんて出来ないと言って別れた。 でも旦那さんと結婚することになって、気づいたら妊娠してしまっていた。 しくじったと思った。 堕したかった。 当時は恋愛感情があったから、バレずに流産したと思わせる方法がないか考えた。でも結局行動にうつせず、周りの人と同じように、適齢期で子どもを産んだ。 意外にも子どもは可愛くて、自分にもこんな感情があるんだな、と思った。 でも私は元々「自分の家族」を作りたいわけじゃなかったから、いまの生活は、本当の私が求めている生活じゃないのは確か。 子どものことは大事だけど、なんかマスコットに対するみたいな感情だなと思う。 可愛いけど、それだけ。 家族をもつこと、子どもをもつこと、そこに責任が伴うこと、家族と生きていくこと。 それらが私の中では「=幸せ」ではなくて、 なんだか自由の羽をもぎ取られたみたいな気分。 独身の頃は行きたいときに、どこまでも飛べる自分だけの羽があった。 でも子どもを産んで、家族をもつと、その羽にはいつしか穴が空いてて、足には鎖が付いてて、自分の行きたい場所へ飛ぶことを止められてるみたいな感覚。 見回すと周りの人は、その羽を羽毛にして布団を作ったりしてる。 でも私は使えなくなった羽を大事に抱えてる。まだ飛びたいから。 願わくば過去に戻って、あのときNOと言いたい。あの夜に戻って、なかったことにしたい。 でもタイムマシンなんてものは存在しないから、私はこの穴の空いた残された羽と足かせで、上手く生きていかなければならない。 子どもに対して、責任を持たなければと思って、ゲームの時間、遊ぶ内容、寝る時間、着る服、言動、趣向、そういったものを制御する必要があると思ってしまう。 でも子どもは子ども。私は私。 私たちは家族だけど、お互い歩んでいる道は違う。 いま、道が重なってるだけで、たまたまそう見えるけど、道は同じではない。 子どもと自分の関係を、 母と子 という特別なものとして捉えるとなんだかうまくいかない。 私の多様な人間関係の中の1つに、子どももいる。 そう思うと少し楽になる。
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