親の顔色を伺ってたら、親以外の人の顔色も伺うようになって、自分の本音が分からなくなった。
友達と遊びに行くのも誰とどこに行くのか毎度聞かれ、その子はどんな子なのか、どんな関係なのか聞かれ、説明しないと遊びに行けなかった。それに加えて、親が嫌いな子に対しては「一緒に遊びに行くな」「遊びに誘われても断れ」と制限され私の感情は無視だった。
これを無視すると大声で怒鳴られた。ごめんって私が謝るまでそれは続く。
大学に行ってもまだ続く。多分これからも。
「私の感情なんていらない。必要ないんだ」と子供ながらに思った。
私は親の支配から逃げられない。これからもずっと親が死ぬまでは。