お話の詳細
対人関係
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1年前
どうしょうもなく好きな人の恋人はどうしても好きになれない友達?
とてつもなく長文になります。 僕はどんなに頑張っても傷つくしかない恋愛の沼にハマってしまいました。 出会いは1年前の4月、入部した部活のたった1人の男の3年生でした。 彼はすごく変わった人です。男女関係なく距離が近く、自分勝手で、誰からも愛される愛嬌のある人でした。そんな彼のことを好きになるのに時間は必要ありませんでした。 僕と彼は部活だけに留まらず、引退した後もずっと一緒にいました。 僕は恋愛が得意とは言えないです。だから、同じ部活の1番の友達兼ライバルのHにいつも相談に乗ってもらっていました。Hはいわゆる完璧人間です。頭が良くめちゃくちゃ美人。要領も良くて八方美人。唯一の欠点は自他認める性格の悪さ。自分に対する好意を感じ取ったらすぐに弄ぶ彼女に驚きを隠せませんでしたが、そんな所もある意味清々しくて一周まわって大好きな友達になりました。 彼はある日、中学校の頃の恋愛を今でも引きずっていると話してくれました。僕はただ彼と居られる毎日が幸せだったので、ゆっくり立ち直って行けばいいよと伝えました。 それから1ヶ月後。部顧問に頼まれてHと学校の外で仕事をした日でした。(定期的に外部からの仕事を任されるような部活です。) 無事に仕事を終え2人で迎えを待っていた時です。唐突にHから「先輩と付き合い始めた」と報告を受けました。好きな人がいても良いから自分と付き合ってと先輩に告白してOKを貰ったようです。 めちゃくちゃ辛かったけど、大好きな二人が幸せになれるならと自分の気持ちを押し殺して応援しました。 しかしこれで終わらなかったんです。 付き合い始めてからも先輩はずっと僕に連絡してくる。2人で遊びに行こうと誘ってくる。Hはと言うと、僕が彼を好きだったことを知っていながら平気で男の子を弄ぶことを辞めない。彼のどこが好きなのか聞いたら即答で「顔」。(学校1かっこいいと言われていました)挙げ句の果てには僕の誕生日、彼はわざわざ彼女の前で僕にプレゼントを渡してくる。僕と彼が共通で好きなワインレッドのネーム入りボールペン。好きな色のことはは僕と彼以外知らないのです。堂々と「2人とも好きな色」とプレゼントの説明をしてくる彼を前に、Hの視線がとてつもなく痛くて正直喜ぶ余裕はありませんでした。僕は2人を応援しようと、頑張って他の男性にも目を向けようとしていました。ちょっとずつだけど心の傷も癒えてくれると信じていました。でもむしろ逆。彼ことが好きだとは到底思えないHの態度に、どう考えても僕のことが好きだと言っているような彼の態度。どうして彼女になれないのだろう。なんで2人は付き合っているのだろう。僕の頭の中はそれだらけで他のことに手を付けられない。 いつものように彼から連絡が来て話していた時です。彼の様子がいつもと少し違う。僕になにか聞きたいことがあるようだったので聞くと彼はこう聞いてきました。 「もしHが許してくれたら、君は僕と付き合う?」 もう限界でした。僕は今まで隠していた思いを全て吐き出しました。 そうしたら、彼も僕に対する愛の気持ちを伝えてきたんです。 「もしあと少し前の恋愛から立ち直るのが早かったら、Hから告白される前に立ち直っていたら君と付き合っていた」と言われました。そんなことを好きな人に言われたらもう諦めることなんてできません。どんなに酷く傷つけられても、どうしようもなく大好きなんです。それから僕はとことん悪い子になろうと思いました。自分の幸せを第一に生きて何が悪い、ただ1人を愛することの何が悪いんだと自分に言い聞かせながら、Hには何も言わず彼と付き合い始めました。彼はいつも沢山の愛の言葉をくれました。僕もそんな彼に精一杯愛を伝えたくて何度も愛していると伝えました。初めては全て彼が良くて、ハグもキスも、それ以上のことも、お互いに求め合いました。でも所詮浮気関係でした。この関係を人に言うことはできない。それがキツくて、僕の体はどんどん弱っていきました。 神様から天罰が下っているのではないかと思ってしまうほどタイミング良く体調を崩し、体重が減っていく。部活に行けば嫌でもHと仲良くしなければならない。仲良く談笑できてしまう自分が気持ち悪い。それでも心の中では、彼の誕プレを、何が欲しいか分からないから適当に選んで欲しいと僕に頼んでくるHを軽蔑している。Hは彼が普段何をよく使っているかも、好きなファッションも、好きな色も、何が好きで何が苦手かひとつも知りませんでした。好きの形は人それぞれです。それにしても彼に興味が無さすぎるのではないかと思ってしまうのは僕が彼に興味を持ち過ぎているだけだからかもしれません。 どんなに彼を知っていても1番になれない僕と、どんなに彼を知らなくても1番になれるH。 それでもいつかは彼に選んで貰えると信じて彼のそばにい続けましたが、現実は残酷です。 僕が誕プレを彼に渡した日、別れを告げられました。 理由は、「やっぱり倫理的にいけないことだから」「そろそろ覚悟ができたから」だそうです。 そんなの最初からわかっていたはずです。僕だってわかった上で、それでも彼が好きだったからほんの少しの可能性にすがっていたんです。 覚悟?そんなもの出来ていなかったのなら最初から誰とも付き合わないでよ。百歩譲ってHと付き合い始めるのは良いけど、そんなこと言い始めるなら僕に気持ちなんて伝えないで欲しかった。 ここで既に自分が何を書いているのかわからなくなってきました。ぐちゃぐちゃな文章ですが続けます。 僕は彼にどうして僕に気持ちを伝えてきたのかと聞きました。 返事は「君が好きだったから。」 あまりにも自分勝手すぎる。それでもまだ好きだと感じてしまうのは1種の呪いでしょうか。 ここで話はHのことに変わります。 Hは前に書いた通り完璧人間です。美人で頭がいい。オマケに部活でも、1年生の頃から県1位を取るなど全てを手に入れている。努力はきっとしているんだと思います。誰からも応援されていませんが。少なくとも僕らの前で必死に練習をしている姿は見せていませんし、部活はさっさと帰っていつも遊んでいるといった印象です。 部顧問から任された事務作業はいつも他人に投げて華やかな人前に出る仕事だけかっさらっていく。(部顧問は結果主義です。人前に出る仕事は大会の成績上位者から順に任されます。) そんなHと私はいつも比べられています。なぜなら部内のトップ1、2だからです。オマケにタイプも真逆。技術重視の加点・減点なしタイプと、感覚重視の加点・減点共に多いタイプ。(僕は後半です。僕は減点が多い分人より努力しないといけませんから今まで必死に頑張ってきました。少しずつ減点も減って全国大会1歩手前まで上り詰めてきました。他の部員もその努力を認めてくれて、いつも応援してくれています。 それでも、全国に出ることが出来たのはやはりH。正直誰も祝福していませんでした。確かに上手ではあるけど、心には響いてこない。どこか物足りないといった印象です。顧問が練習中彼女に問題点を伝えると、いなくなった瞬間文句を言い始める始末。Hはきっと全国1位を狙える子だと僕は思っていましたが、素直に問題点を受け入れない今の彼女では全国予選を勝ち抜けられませんでした。 応援されてないHと応援して貰えているであろう僕でも、結局いい思いをしているのはHです。 Hが1ミリも苦労していないとは言いませんが、どうしても納得できません。この世は才能がなく努力している人間に厳しいのだと考えてしまいます。結局世の中、才能と見た目の良さなのでしょうか。 もう何も頑張りたくない。 顧問は僕とHに同じくらい期待してくれていると感じています。「私はあんたを全国に連れていかないといけない。」そう言ってくれているからきっと期待して貰えています。でも僕はその期待に答えられずにいます。それも辛いです。 もっと要領よく生きる方法がきっとあるのでしょうが、僕はそれが出来ないんです。それは死ぬまで変えられない。今以外の生き方を僕は知らない。 もう一度僕の恋の話に戻ります。 結局僕はどうしてこんなに彼のことが好きだったのか。前に進むために考えました。 僕なりに考えた結果、 「彼を好きだった訳ではなく、Hが嫌い過ぎたのでは?」という結論に至りました。 僕は心の底からHを友達だと思っていました。 絶望的に性格は悪いけど、好きな人を取られてしまったけど、それでも練習をする時はいつも彼女に付いてもらっていましたし、沢山アドバイスもしてくれていました。遊びに行く回数も誰よりも多かったです。よく部活終わりにカラオケに寄って歌いまくりました。外部の仕事も2人で任されることが多いためコミュニティもほぼ同じ。 よくよく考えたら仲良くするしか無かっただけなのでは? 僕は自分の気持ちすら騙していたのではないでしょうか。 本当は嫌いだったけど、仲良くするしか道がなかったから好きだと思い込んでいた。 それがいつの間にか、本心だと錯覚し始めていたのではないでしょうか。 もうわけが分かりません。 質問として書いていますが、結局何が質問したかったのかが分かりません。 ここまで読んでくれた方に感謝します。 どなたか同じようなことを考えている方がいましたら、お返事頂けると嬉しいです。 この拙い文章を読んで思うことがありましたら教えてください。
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