幼い頃からつい嘘をついてしまい、ひどく叱られてしまうとのことですが、その心の内側にあるのは「人に自分のことを開示するのが怖い」というのが理由なのですね。そんなmoek1さんですが、少なくともこの場では、正直にそのことを伝えていただいていらっしゃるのだと思います。嘘をつかないと自分の身が守れないほど壊れやすい心を持っているのに勇気を出して正直に投稿いただきありがとうございます。まさに、このこと自体があなたが本当は正直でありたいという想いの表れですよね😍

嘘をついて叱られることが繰り返されてきたようですが、そもそもmoek1さんが何も理由がないのに、悪意で嘘をついているのではなく、「嘘」をでもつかないと心が保たれなかった出来事があったのかもしれませんね。 幼少期、少しずつ自我が芽生えて「これが好き」「これがやりたい」「これは嫌」と、子どもらしい素直な意思表示をしただけなのに、否定されたり、叱られたり、笑われたりすると、怖くなって本当のことを言えなくなってしまうものなのです。 「自分のことを開示するのが怖い」ということは、ありのままの自分をさらけ出したことで経験した嫌な思いや怖い体験から、自分のことを知られないようにするために嘘をつく必要があったのかもしれません。あるいは、何か大変な場面で、その場を凌ぐためについた嘘のおかげで、危機を免れたとか。あるいは「どうでもいいような小さなこと」だったかもしれないけど、嘘をつくことで親や周りの人が注目してくれたのが嬉しかった、とか。こう言っておけばとりあえずは安全だ、とか。このように「嘘」の背景には何かしらの目的を達成する必要があり、それが習慣になってしまったのでしょうね。

すなわち「嘘」はあくまでもmoek１さんの「心を守る」という目的を達成するためのツールだったと考えることができます。 「嘘」は瞬発的に出てくる癖になっているようですが、嘘をつくプロセスをまずは丁寧に噛み砕き、客観的に眺めてみることをお勧めします。もし、よろしければ以下のステップでやってみてください。「嘘」に頼らなくても自分を守ってあげられたらいいですよね。 ➀自分の心の傷つきやすい部分に正直になってみる 人に心の内側を開示されたくないと思う理由にまずは自分がじっくり耳を傾けてあげてください。 そして、 ②嘘をついてしまう自分を責めずに心に話しかけてみる 「そうだよね。ついちょっとしたことでも嘘で隠したくなっちゃうよね。そうすると、自分がさらけ出さずに済んで、安心してたんだよね～」 このように、じっくり自分のそばに寄り添うことで、衝動的に口から嘘が出てしまうその瞬間に、気づけるようになっていきます。嘘をつきたくなる時のお決まりのパターンがあるかもしれませんね。 ③心と相談します。「で、どうする～？嘘以外で自分の心を守る方法はあるかな？」 「これまでみたいに嘘をつくことは簡単かもしれないけど、こういうデメリットもあるよね・・・」「たとえば・・・ここで嘘をつかないでそのままにしてみたらどうなるのかな？」「勇気いるよね～」「でも試しにやってみようか～」 ④自分の心を守る選択肢を書きだしておく 今後に備えて、心の引き出しに蓄えておく。 自分の心を守る手段が他にもあるんだ～という安心感につなげられるかもしれません。 その安心感があれば、嘘で誤魔化さなくて良くなるので、嘘をつく必要がなくなってくるといいですよね。

（おわりに） 焦らずにゆっくり試してみてください～。幼い頃からの習慣を急に変えるのは難しいものです。なので、最初は「あ、このタイミングで嘘をつきたくなっちゃうんだな〜」と、その瞬間に気づくだけでもいいのですよ。手始めに過去についた嘘のエピソードで振り返ってみてもいいですね。練習していくうちに、嘘をつこうとしてしまうその瞬間に気づけるようになります。そして、気づけるようになると、「嘘」以外の方法で自分の心を守る方法を選択できるようになれたらいいですね～❤️‍🩹