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1年前
追い求めていたものがなくなった
漫画や小説、イラストを創作することが好きです。空想していることが好きなんです。それを形にすることも好きです。 私の創作熱と空想熱の元々の源は、「求めているものがなんなのか整理するため、求めているものを具現化させて幸せを感じるため」という気持ちです。 私の家庭は父が良くない人で、ずっとお父さんからの愛情に飢えていました。だから私の初期作品(小学校高学年〜中学生)では登場人物が95%?くらい男性です。40冊近くあるノートのうち、女性は数人しか出てきません。そしてみんな気難しくも優しい性格です。大体何かを守るために命をかけています。それくらいの愛情を感じたかったのだと思います。 つい最近まで、寂しがりやのキャラクターを設定していて、その人をいかに満たすストーリーにするのか考えることが楽しかったです。実際に満たしてあげられてからは、私の中に寂しいという気持ちがあまり湧かなくなりました。ちょっと自分で自分を洗脳している気もしますが、まぁそうでもしないとやっていけないと思っているのでそこはいいのです。 大学では文学を主にやっていますが、物語に対して自分が感じたことってなんなのか?どう裏付ける?と研究することにやりがいを感じていました。 大好きな小説があります。でもそれが好きになったろ理由は「この家族像、我が家にそっくりだ。言語化してくれてる。スッキリした。なんでこんなに魅力を感じるのか?私の不安定な心に足りてないものをこの小説が教えてくれるかもしれない。探求しよう...!なんなら大学でもこの小説を研究したい!」といった感じです。 でももう、父親からの愛情を求めなくてもいいや、羨ましくもないな。って最近思い始めました。嫌悪感がするほどになりました。 追求・創作をし続けて満たされた結果として精神的な自立段階に入ったのか、父の愚行を知りすぎてキャパオーバーしたのか...どっちもかもしれません。 とにかく私の創作において最大レベルの原動力であり、永遠に追い求めるテーマだと思っていたはずの「父親」「家庭」「愛情」が、私の中でかなり小さなものになってしまいました。 あんなに書き溜めて、頭の中にもまだたくさんの未完成の物語があるのに、それを完成させる気力がなくなりました。完成させるために考え尽くさなければならないテーマをもう、求めていないからです。もう考えたくないことを、考えるのは辛いです。 空想し続けることで嫌なことを忘れたり、整理してきたのに、できなくなりました。追求する軸がなくなったので、今までの愛情をテーマにしたやり方で話を作っても苦しいです。 満たされたら楽になるんだと思っていました。自分の空想・創作生活にこんなに支障をきたすとは考えていませんでした。 今まで好きだった小説、大学でやりたかった研究、自分のストーリー、全てに対して冷めてきました。 どうしたらいいでしょうか...追い求めてきたものに「もういらない」って感情が湧いたとき、みなさんならどうしていますか? 文章長すぎだろ...ここまで読んでくれた人いるのかな。もしいらっしゃたら、踊りまくるほど嬉しいです。ありがとうございます。
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