お話の詳細
メンタルヘルス
コーヒー豆_レベル._アイコン.mmm1023
1年前
どうしていいか分からない
私は20代前半で高校生の時から統合失調症を患っています。 保育園児から高校生の間祖母から身体的虐待と精神的虐待を受けていました。 そのためかこの年齢になっても自信がなく周りの人に怯えて生活しています。 人の目が気になったり勝手に落ち込んだり…かなりきついです。 話は変わりますが、今の悩みはたくさんあります。 まず3月末に勤務先を退職し新しい職場に就いたのですが、一日中ずっと不安で家にいると動悸がして息苦しいです。不安症がなくならず退職してしまいました。 2023年上半期も終わりその間に転職を3回もしました。 人の目が気になったり仕事が出来ず自己嫌悪になりました。 今は無職です。 最近は鬱状態が酷く、ずっと落ち込み布団から出れず苦しいです。前まで楽しかったことも興味がなくなり自分のことさえ興味がなくなりました。 そして不眠症も出てきました、2日連続で寝ない時もあり、体や頭は眠たいと感じているのに眠れないです。 もう社会人ですから社会復帰したい、前みたいに働きたい。いきなりガッツリ働くのではなく少しずつ働けるようになりたいと思っています。 生活費も稼がないといけないのでゆっくりはできません。 どうか完治まで無理だとしても軽減を出来る方法を教えて頂けたらと思います。 よろしくお願いします。
ストレスうつ身体症状不安トラウマ不眠症無気力不安定_躁うつ
専門家にオススメ 1個, 共感 42個, コメント 1個
専門家プロフィール
もぬき たかこ さんの専門コメント
1年前
「治る」よりも大切な「生きやすさ」を手に入れるためのヒント
#トラウマ #不安 #不眠 #鬱 #身体症状 #転職 #社会復帰 #病気とつきあう
mmm1023さん、こんにちは。心理士のもぬきたかこと申します。本来のご自分らしさを思い出せますよう〜心と体の本音を大切に、自分に親切で優しい生き方を見つけるために陰ながらサポートをさせていただいております。
[今回の悩み]
複雑な過去を抱えながらも、社会の中で生きていこうと頑張っているmmm1023さん。幼少期からの虐待により、人の目が気になり怯えてしまう、自信が持てないということで、社会に出てもなかなか安心してお仕事ができないのですね。精神的にも身体的にも不調を抱えながらも、働くことを諦めずに、何度も転職を試み続け、本当によく頑張ってこられましたね。仕事を辞めた現在も症状が落ち着かず、辛い日々が続いていらっしゃるとのこと、心配しています❤️‍🩹
[悩みの原因・分析]
自信が持てず、周囲の目が気になるどころか「怯える」ほとの緊張を感じていらっしゃるのに、チャレンジをし続けるその姿にmmm1023の不屈の精神力を感じます。 もしかしたら、周囲に注意を向ける力(=言い換えれば「警戒する力」)や頑張る底力(=言い換えれば「本当の気持ちを押さえ込んでしまう」傾向)は辛い幼少期を乗り切るために、身につけてきた生きる術だったかも知れません。しかし、耐え抜く力を培ってきたばかりに、同時に自分の限界を超えてしまってはいないでしょうか? メッセージには「もう社会人ですから」とありましたが、それはまさに、「周りの目」を気にすることでmmm1023さんが無意識に身につけてきた「周囲」に注意を向け警戒し、「社会」を軸にしてしまう考え方が影響しているのかも知れません。周りばかりに意識が向かうことで、「自分らしい」生き方やペースを自分自身が把握できていない可能性があります。それはmmm1023さんの生い立ちを考えれば当然のことなのです。
[やってみましょう!]
そこで、こんな風に自分に問いかけてあげてください。「これは誰に合わせた考え?行動?生き方なのか?」と。しかし、長年に渡り、家庭が安心できる場所ではなく、周囲や社会に合わせることで、必死に自分の居場所を作ろうと必死だった方にとっては簡単なことではありませんが、まずは一旦、立ち止まって、自分の心の声に耳を澄ませようと意識するだけでもいいのです。 ご自分の中には、3つの自分がいると思ってください。 「心」(本当の気持ち)、「頭」(理性、社会の声)、そして「体」(頭が心を封じ込めた時、体が本音を語ります)です。頭の声(=社会の声)は賢いので、それがあたかも心の声(=本音)のように見せようと、心を上回ってアピールしてきます。例えば「もう社会人」という考えが、そうかも知れません。そんな時は体がその答えを教えてくれています。今回のメッセージではお布団から出られない、眠たいのに眠れない・・・・がまさにそうですね。 社会の声が強く、心の声は誤魔化せても、体は正直に教えてくれます。 ここで大切なのは、この3つの自分(心、頭、体)を調和させてあげることです。 そして、その試みは、今の自分の「等身大レベル」かどうか。 例えば、「体」の声を聞いてあげると、完全休息かも知れません。しかし、「働きたい」という「心」や「社会人らしく」という「頭」の声を聞くと、例えば〜今後3〜6ヶ月は休んでから、週1回の勤務からにしてみようかな?など、今のご自分の「等身大」=「ありのまま」を大切にするという眼差しで「体さん」「心さん」「頭さん」と相談してみてください。
(おわりに) mmm1023さんがおっしゃる通り、「治す」ことを考えると、3つの自分(心、頭、体)に無理をさせてしまうかも知れません。まずは、今の「等身大」の自分は何て言っているかな?と訊いてあげようとする習慣を持ってみてくださいね。mmm1023さんにすでに備わっている生きる力を活かしていくためにも、周りに向けていた目を自分への優しい眼差しに変えていただきたいな〜と思っています。ゆっくりでいいんですよ。早く治すより自分らしく生きることを大切にしてくださいね。陰ながら応援しています🫶