〝大人になんてなりたくない〟と思っていたあの頃。そして決断できない私。
やりたいこともない、生きる意味も分からない、大人になりたくないとずっと思ってた。
それでも歳はとってしまうんだよね。
隣りにいる友達はいつの間にか進路が決まっていたり、知らぬ間に結婚していて子供がいたり。
大きな選択であればあるほど先延ばしにしてしまう自分にとっては、みんなどうやって行動に移しているのか不思議でしかたがない。
誰でも悩む、周りに見せないようにしてるだけだ、そんな事はわかってる。それでも聞いてみたい。
いつも選択を迫られたときは〝やりたいこと〟ではなく〝やりたくはないけどまだマシな方〟を選んできた自分。
あるとき、ある人たちがきっかけで日本の外の国に興味を持つようになった。その人たちの言葉を理解したい、その人たちが暮らしている国に行ってみたいと思うようになった。
こんな感じでどんどん今死んだら後悔する理由ができてきた。
旅行に行ってみようか?
それとも仕事も辞めて留学してみようか?
そう考えてお金も貯めて、言葉の勉強も独学で挑戦してみたりした。それでも行動に移すのが怖くて一歩も前に進めずにいる。
自分には自分の人生しか歩めないのに、放棄してしまっていたことを後悔している。
後悔しているのに前に進むのも怖いという矛盾。
このまま人生を放棄し続けるのも怖い。