家族に愛されなかったことを受け入れて、前に進む方法
両親は私がまだ幼く物心つく前に離婚しました。母親は忙しく、愛情をきちんとかけてもらった記憶がありません。
何か評価できることがないと目をかけられず、駄目な自分は愛されない、全部ちゃんとできている自分でないといけない、とその頃刷り込まれた気がします。
私が高校生になった頃、母親が再婚し、妹が生まれました。
新しく来た父親という人のことを自分の父親とは受け入れられず、家にも居づらくなり、ここにはいたくないという一心で、学校は実家から離れた場所にしました。戸籍を抜き、一人になりました。
社会人になってから心を病み、一人暮らしが難しくなり、やむなく実家に戻ってきました。
妹はまだ幼いです。妹にはちゃんと両親がいて、目をかけてもらって、愛されているのを毎日目の当たりにします。
私はもういい大人なのに、それをずるいと思ってしまいます。
妹は勉強もちゃんとしないし、きちんとしていないし、学校でいい成績も取っていないし、いい学校にも入れていないのに、私と違ってちゃんと愛されています。
私はなんだったんだろう。今も毎日うまくいかなくて無理解で無遠慮な言葉をかけて罵倒されて、苦しいです。私も愛されたかった。
私がきちんと無条件の愛を受けていれば、私も誰かを愛することができて、ひとりぼっちではなかったのかも。そうやって考えてしまうことが多くあって、暗い暗い底に沈んでいくようです。
いい加減もう割り切ればいいのに、和やかな家族ともう一人のはみ出した人という歪な家族構造に、私さえいなければ全部うまく回るのに、と家では自分はいないもののように振る舞っています。家族の前には姿は見せず、彼らが寝付いてから行動しています。
苦しいです。