今回のglindaさんのお悩みは、日中に起きて夜に寝る生活や外出が億劫でいらっしゃるということですね。金銭的な問題もありバイトをした方が良いかと検討しているものの、求人を見るだけで精一杯のご状況なのですね。そして、まだ休んだ方が良いのか、自分を甘やかしすぎているのか悩ましいご状況なのですね。とてもお辛いご状況ですよね。

glindaさんは半年ほど前に『適応障害』になられているのですね。適応障害はある特定の原因による高ストレス状態が継続することでなりやすくなります。その時はglindaさんが理想とされるキャリアと現実のギャップがストレスになっていたのでしょうか。医療機関にかかられ、本当に大変なご苦労をされましたね。ですが、今はそれを乗り越えておられるとのこと。素晴らしいですね👏そして、今は次のステップに向かって気持ちが前に向かれているのですね。しかし、同時に『億劫さ』『だるさ』『無気力』もあり、そのギャップでお悩みになっているようですね。

ここで考えたいことが、『適応障害』を短期間で完全に回復することは、状況によってはなかなか難しいということです。高ストレスを引き起こす特定の原因がなくなり、ストレス値が減っていけば回復傾向にあると考えられます。しかし、glindaさんの特定の高ストレス原因が『キャリアについて』だったとするならば、その部分は今は完全になくなったとは言い切れないかもしれませんね。（違っていたらごめんなさい💦） たとえば、「会社のあの上司からのストレスが多くて適応障害と診断されたよ」ということであれば、環境を変えて転職し、その上司がいない環境がご自身に合っていれば回復できていくと考えられます。ですが、今が『億劫』で『無気力』の状態であれば、「完全に心の状態が回復した」とは考えず、「だいぶ回復してきたけれど、まだ完全じゃないからもう少し自分にストレスを与えないであげよう」と考えても良いかもしれませんね。

『適応障害』でお辛いご状況でしたのに、それを乗り越えられたglindaさんは本当に素晴らしいです👏そして目標をたてられていたということは、きっと頑張り屋さんなのですね。もちろん、その目標は叶わなかったかもしれません。しかし、目標に向かって踏み出したことは無駄にはなりません。その目標は本当に自分に合っていたのか、自分のやり方はストレス負担が少ないものだったのか、と振り返るきっかけにもなりますよ。まずは、ご自身の心の状態を完全とまではいかなくても、『無気力』という状況から抜け出すことを次のステップに考えていかれて良いと思います。そのためのタスクとして「休む」ことを取り入れる発想もおススメです。 もし、金銭的な不安感があれば行政の相談に行かれることも良いと思いますが、相談するためには『気力』がいりますよね。その部分は休むこと、そして気分転換すること、また、どうしても難しい時は医療で相談されるなどして、まずは『気力』を戻しましょう。そして、その次のステップとして、金銭的な相談や、ご自身に合った働き方、目標設定などもカウンセリングやコーチング等でご相談されても良いかと思います。焦ってしまうとバイトをしてもうまくいかなかったりします。ぜひ、今は心の状態を良くできるようご自愛くださいね。