親にお金を借りた。
今まで、親にお金をかしてきてそのたびに、たとえ離れていても、親が苦しんでる姿が目に浮かんで、
そして実の子どもにさえお金をかりなくてはいけない状況にある親の惨めさと、それを至極当たり前のようにみえる父親への憎しみが一気に溢れて、
ものすごく嫌悪感に襲われた。
自分がなぜ働いているのかわからなくなって虚無感をいくたび感じてきた。
だから絶対自分は親にお金をかりたくない、お金で迷惑をかけないと、心に決めてきた。
高校も大学も奨学金とバイトでできるだけ工面して、仕事についてからもできるだけ金銭面でもフォローしてきた。
だけど、いよいよ1番したくないことをしてしまった。
理由は体調をすこぶる崩してそれが長引いて給料がそれに充てなきゃいけない状況が続いたから、
遊んで足りなくなったわけではない。
それでも、お金を借りた事実だけをみると、なんら依存症の弟と、理由が違えど変わらない。
今の仕事が大好きで、働き方もパートで、心身共に余裕があって丁度いい。今の仕事を続けたい。
けど、金銭的な面だけをみれば、この働き方は自分への甘えで間違いのように感じてしまう。
そもそも自分が前職を辞めてしまったことが悪い、
自分がもっとうまく働けて、病気にもならず、あのまま働けていたら、親にお金で負担をかけずに済んだのに。
そう考えはじめたら、がむしゃらにやってきた働き方が間違いだと否定されてるようで、あんなふうに働いてもでも、子どもたちのために、と必死にやってきても、こんなふうに病気になって、バカバカしくなるし、悔しくなる。
何より、1番辛かった高校時代、あのときになぜ死ななかったのか、すごく後悔してる。
どうせ迷惑をかけるんだから、かける前に死んで消えていたかった。
向精神薬で死ぬ死に方を調べる毎日。
確実に死ねる方法を知りたい。
邪魔な私という存在を消しさりたい。