自分を大切にすることと、人を蔑ろにすること。
二つは全く意味が違うのに境界線が曖昧で、故に前者を振り翳して誰かを傷付ける人が現れたりする。
そのせいで余計に、本当に苦しんでいる人が言葉を飲み込んだりする。
なんだかなあ。
「もっと自分を大切にして」と、言ってくれる人がいる。
素直にそうしたいと思っても、結局やり方がわからなかったり、それを探る途中で余計に傷付いたりもする。
なんとなくでも、楽しくても、苦しくても、
生きている人はみんなすごい。
鬱ってなんなんだろうな。
病院に行ったことがないから、診断された事もなければ自分の状態もわからない。
人に会えば笑える。取り繕うように自然と笑っている自分がいる。「大丈夫」が口癖になる。別に大丈夫でも駄目でもないけれど。
客観的に今の自分を評価するなら「ゴミ」なんだろうなあとは思うが。
「大丈夫そうに見える」と言った他人。
時々、理由もなく涙が流れてくるのは大丈夫な人の症状なのだろうか。これは、鬱ではないのだろうか。
笑顔だから大丈夫なんて、普通に話せるから大丈夫なんて、誰が決めた基準なんだろうか。
とりあえず、好きな飲み物でも飲みませんか。
疲れちゃった人、みんなでさあ。
生きなきゃいけなくも死ななきゃいけなくもないんじゃないの、なんかもう、優しい音だけがそこにあれば、もうそれでいいよ。
ね。