お話の詳細
対人関係
匿名さん
2年前
人に期待してはいけないのに
それでも人を信じたいと思ってしまう自分が嫌です。誰かを拠り所にしてはいけないしもっと自立しなければならないのに。私は人を見抜く力もない。信じられるのは自分だけなのに。それでも心から分かり合える友人が欲しいと思ってしまう。どうしたらもっと1人でも強く生きて行けますか?
不安
ストレス
うつ
2 専門家にオススメ
35 人が共感
コメント 5 個
専門家にオススメ 2個, 共感 35個, コメント 5個
もぬき たかこ さんの専門コメント
2年前
人を信じること・自分を信じること。人と繋がること・自分一人で生きること。強く生きるとは?
#うつ #不安 #ストレス
こんにちは。心理士のもぬき たかこと申します。山登りやシーカヤックが好きなセラピスト(臨床心理士・公認心理師・マインドフルネス(MBSR)講師・ヨーガ療法士・ボディワーカー)です。ストレスや辛いことですっかり忘れてしまっている本来のご自分らしさを思い出せますよう〜自分の心と体の本音を大切に、自分に親切で優しい生き方を見つけるために陰ながらサポートをさせていただいております。
[今回の悩み]
人を信じること、誰かを拠り所にすること、自分を信じること、自立すること、 信じるべき人を見抜く力が欲しいこと、心から分かり合えるお友達がほしいこと、 投稿者さんのコメントには、多くの人にとっても「自立」や「人と繋がること」について 大切なキーワードがたくさん盛り込まれているように感じました。 私たちが生きていく上でとても大切な問いですよね。
[悩みの原因・分析]
投稿者さんのメッセージに込められた心の奥を想像してみたのですが 人を信じようとする自分が嫌、というのはどこからくるのかな〜? 投稿者さんにとって「自立」とはどのようなことなのかな〜?と思いました。 「強く生きたい」という言葉から、ひょっとしたら「自立」というと「しっかりしている」「自力で解決」「自信と覚悟がある」 というイメージを抱いていらっしゃるのかな?と感じました。 そのような自立の力強いイメージが独り歩きして、「そんな簡単なことではないぞ!」と厳しい心の声が見え隠れしたりして。すなわち、「一人でもできるようにがんばろう」と自分を後押ししたい気持ちがあるのに、「覚悟はあるのか!中途半端はだめだそ!甘えは許さん」なんて仁王立ちした厳しそうな心の鬼軍曹が見えてきているのではないでしょうか?
[やってみましょう!]
そうなると「自立」を意識すればするほど、身構えて、緊張してしまいますよね。 でもこんな風に捉えてみてはいかがでしょう? 実は「自立」=「立派に独り立ち」「一人で解決」することではなく、 上手くいかないことも含めて「んま、こんなこともあるよね」って 自分の身に起きることをやわらかく包みこんであげることなのかもしれません。 ネガティブなことも「ありえる」ことだと、受け入れてあげる懐を持つこと、 あらゆることを「想定内」にする力ともいえるでしょう。 私たちは「想定外」のことに対して「うわぁ~!どうしよう!」と不安や焦りが出て、 「こんなはずじゃなかった!」「わたしのせい!」「あの人のせい!」「この仕事のせい!」って 自分や他人に刃を向けたくなってしまいます。 でも、上手くいかないことも含めて「想定内」(ありえること)にしておけば 「あらら~そうなっちゃったか~(><)」ってね。 すなわち、自分の失敗を「起きてはならないこと」と思うと、 人生は順風満帆であることが正しい状態となってしまうため、上手くいかないことを受け入れられなくなってしまいます。 それでは、「私、失敗しないので~」の大門未知子さん(某テレビドラマ「ドクターX」)のような人しか この世を生き抜くのは難しくなってしまいますよね(笑) 「将来はこうありたい」=、という自分に比べたら、今は中途半端に見えるかもしれません。 しかし、そんな道半ばにある今の自分も大切にしながら、 自分の歩幅でつまずきながらも成長しようとする自分を尊重しながら、 一歩踏み出して生きることが「自立」かな~なんて思います。 同様に「自分を信じる」というのも、「自分はできる」「自分は失敗しない」という信じ方ではなく、 上手くいかない自分も含めて自分を大切に想えることが 本当の意味での「自信」=「自分との信頼関係」がある、ということなのです。 人を信じることについては、「自分との信頼関係」が構築されると、むしろ不思議なことに、 他人にもほどよく委ねることができるようになってくると思います。 今の自分じゃだめだ~と思っている時は、 誰かに「完全におんぶに抱っこ」をしてほしくなる=すなわち「依存」したり、 逆に厳しく「人に頼っちゃだめ!」と真逆の考えに振り回されてしまうのですが、 今の自分でも既にそこそこ自分の足で立つことができている~ということに気づけば、 対等な立場で他の人とも繋がりが保てるようになってきます。 そして、信じるべき他者についても「ちゃんとした人」「失敗しない人」である必要がなくなり、 投稿者さん同様に、自分の人生に真摯に向き合っている人と自然につながりが得られるような気がします。 その人もおそらく、時に失敗し、投稿者さんが期待した通りの言動でないこともあるかもしれません。 でもそれも想定内ということで(笑)
自立に必要なのは「しっかり感」ではなく「自己信頼感」。 そしてしっかりしているから、自分を信頼できるようになるのではなく、 どのような状況にあっても自分は自分自身にも大切にされて良いのだという 自分への柔らかい眼差しが、自分を信じることにつながり、 心身の自立をきっと後押ししてくれると思います。 その考えでいくと投稿者さんの中には、 既に「自立」できている自分もいらっしゃるのに気づかれるかもしれませんね~🎵
SrSO4
2年前
最終判断は自分であるべきですが、1人で強く生きる必要はないと思ってます。 分かり合える友人は……1人に対して100%ではなくても、この人とは趣味について、この人とは仕事について、など。拠り所を分散するのも一つの手かなとは思います。 分野ごとに話せる人がいるだけでも気楽になることがありましたのでご参考までに、!
匿名さん (投稿者)
2年前
@SrSO4
SrSO4さんありがとうございます!なんだか読んでて涙が出てきました。コメント本当にありがとうございます。参考にさせていただきます。
SrSO4
2年前
私も気持ち吐き出せずひとりで耐えてきたタイプなので、主さんの言葉を見ていて苦しかった昔の自分を見ている気がして…。 信じたいけど裏切られるのも傷つくのも怖いですよね。リスクヘッジじゃないですがお互い100%だと疲れてしまうし構えてしまうので個人的には分散型がしっくりでした。そのおかげ?か今はこの人になら裏切られてもいいなと思えるくらい信頼してる人が数人居ます。 主さんもそういう相手と巡り会えますように🙏🍀.*
匿名さん (投稿者)
2年前
@SrSO4
お優しいお言葉ありがとうございます。まずは面白そうだなと思う事に参加したりやってみたりして知り合いを増やして行こうかなと思いました。人間関係で何かあってもまあいいかと前向きに考えられるような人になりたいです。SrSO4さんありがとうございました!