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自由
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1年前
奥様がずっと傍についていてくれたおかげで とても心強くて本当にありがたかった 私が今の場所に身を置いていることも ご夫婦でどうにか抜け出してあげられないかと ずっと考えてくれていたそう… ずっと心配してくれてたことも 力になってくれようとしていたことも教えてくれた 私に対してその事がとても気がかりだったと… ご夫婦には何も話さなかったもんね。。 こんな理由で身を隠すように沈んだなんて 一体誰が信じる?そう思ってきたし、 仕事のことも家族関係のことも 私にとっては恥でしかない 聞かされる側も聞きたくない内容だろうから 言えなかった。。 奥様が昨日と今日の事を知り 絞り出すように 「あなたは今のままでいい。だけどお願いだから絶対にお姉さんと同じになろうとはしないで。 このことが解決したその先、あなたが本当はなにがしたいか…どんな風になりたいか…それを常に考えておいて」 そう言われて… 初めて長年心に濃いモヤがかかっていた部分が 少し薄まった気がした 私のこれから先のこと…… 過去に辛かったことを少しずつ処理していくことに追われ 今後同じように辛くならないように… 昔より少しでも良くなるように… そんなほんの先の事しか考えてこなかった 昔の穴を修復していくことに精一杯で もっと先のことなんて見る余裕すらなかったな… 皆が20代30代で成し得ることを 私はきっと60代でやっと成し得るのだろう 10代で負った傷を塞がないと 前にすら進めないから 周りがどんどん先に進んでいくことに焦り どんなにもがいても追いつけない自分を責め 自分の可能性を潰してしまうと思い込んでいた 何十年も変わらないスタンス 良い意味でも悪い意味でも 周りと自分を比べなくても良い 今身を置いているこの環境に 居心地の良さすら感じていた いつしか、見えなかったのではなく 見ようとしなくなった部分 これから先の私はどう生きていくのかではなく どう生きていきたいか…… それは自分にしか分からないこと 自分だけが決めて良いこと 奥様が私に伝え、気付いてほしかったのは そういうことなんだとやっと気が付きました 自分には何ができるか 何が得意で何が好きで、どんなときにやり甲斐を感じるか そういうことを考えなさいという事だよね 奥様からの「よく堪えてきたね。一緒に戦うからね」という一行のLINEを 何度も何度も見ては涙が止まりません 私の心の母親は紛れもなく奥様だ… そして心の父は旅立たれたお客様… 本当にありがとう 昨日の今日で今はまだ怯えきってしまっているけれど 不思議なくらいに怖くはない 初めての感覚 これから暫くは姉と過去のトラウマ その大きな二つと向き合い戦うことになる 泣いたり苦しんだり頭が変になってしまう日が続くでしょう もうさすがに決着をつけるときなので… 密やかに準備を進めていきます
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